ジャズライブ & オーディオコンサート開催記録

 

今年の最大行事ライブコンサートは安ヵ川大樹さんにお願いしてJAZZトリオで行けたら最高だな・・・同氏のJAZZライブ常連である林理事の話から事は始まった。
                   
日本JAZZシーン最前線で活躍中のウッドベース奏者安ヵ川大樹さんの日程とアビスタホール抽選日が上手くマッチするのか等、同氏綱渡りの交渉となる。
幸い、全てが上手く進み、ピアノは堀秀彰さん、ドラムは木村鉱さんとなった。
望外な吉報に力がもりもり湧いてくる。

1部JAZZライブ、2部は自作アンプオーディオコンサートと分厚い構成とした。

ライブコンサートは14回目、オーディオコンサートはそれ以上をこなしているので 準備は手慣れたもの。
特筆すべきはただ一つ。後半に使用するSPはつくし野会場にあるタンノイモニター215。このSPは雄大な音がするが何しろ巨大で1本85kgもある。従前より持ち出しは危険極まりないので万一に備えて傷害保険を掛けていた。会員は高齢化するしもう無理。大散財して今回から搬出・搬入全て運送会社に任せることにした。

さて 当日は快晴!
10時半にはSP,重量級のアンプ類も出揃い、会員30名余が集まる。会場前にて朝礼ミーティング。

12時会場使用OK。どっとなだれ込む。安ヵ川大樹トリオは揃って音合わせが始まる。
会員は機械の設置と音出しチェック、椅子、照明、マイクテスト、各種展示と慌ただしいこと。

予定は開場1時・開演1時半。
嬉しいことに12時半過ぎにはお客様が列をなしアビスタ担当者から整列させて下さいとの注文が出る始末。電話問い合わせが今回はいつになく多くて予想はしていたが、開演1時半には用意の椅子150は埋まる。

定刻1時半 JAZZトリオが颯爽と登場。メンバーは既に気合十分で早速演奏開始。あれれ、手順では司会、主催者挨拶から始まる筈だったが・・・

スタンダードからオリジナルまで休憩を挟んでの90分。
変幻自在、心にしみるベース、リリカルなピアノ、熱いドラム。40代、30代、20代それぞれ後半のトリオ。熱気あふれる演奏で流石一流プロの演奏は凄い!

後日、素晴らしいJAZZライブでしたとお客様からお礼のメールを頂いた。お客様のメールはこれが初めて。

 

第2部 オーディオコンサート
普段ならライブが終わると潮が引くようにお客様が減っていくのだが今回は大勢残って下さる。

2名が担当
初めは市村会員。自作パワーアンプ300Bsモノアンプ2台。次いでVT-62pp2chアンプ。プリアンプは5687ppモノアンプ2台と豪勢なもの。VT-62メインアンプは力強く雄渾な音で格は段違い。しかも鳴らしこんで行くうちに更に充実した音に変化していく。

後半は出口会員
LPレコードの高音質アーカイブ化がテーマ。改良したDSDレコーダーでの再生音とLPレコード再生を聴き比べるもの。アンプは市村会員のVT-62pp2chを使用する。細部まで追い込んだDSDレコーダーの音は驚くべき水準。これならLP再生の儀式
はもういらない。

打ち上げは我孫子駅北口の「はな膳」
演奏を終えた3名のアーチストになんと安ヵ川さんご夫人まで参加して頂いた。
宴席最後には夫々の演奏家に普段聞けぬ質問が飛び交って、質問タイムと化し大いに盛り上がる。
貴重で楽しいひと時であった。

長い充実した一日が終わった。

以上   

開 催 日
会    場
執  筆
2017年10月1日
アビスタ 1階 大ホール
脇田