秋のクラシックコンサート記録

 

ライブコンサートは13回目を迎える。

このところ フラメンコ、ウインドオーケストラ、JAZZトリオ、邦楽と多彩なジャンルを取り上げてきたのでクラシックは久し振り。。

今回はピアノ増田みのりさん、ヴァイオリン福澤里泉さんをお迎えしてのデュオリサイタル。色々なコンサートで活躍している現役のバリバリのお二人。


会場はアビスタホール。ピアノの増田さんは嘗てこのホールで演奏したことあると言う。
アビスタでは年2回定期的にピアノ調律をしているが、その出入りの調律業者に調律を特別依頼。前日午後会員2名で立ち合う。

当日は稀に見る好天。

ピアノの設置、椅子のセット、照明の調整、マイクテスト等 会員の動きは何時もながら手慣れたもの。展示物は会の様々な紹介ポスター、過去のコンサート録音CD10数枚、当会刊行のディスコグラフィー4種及びアメリカンポピュラー復刻CD、ラズパイ見本。小笠原会員製作による飴色ホーンの自作蓄音器が目を引く。録音・動画撮影準備も完了。受付も準備万端。

ピアノの増田さん、ヴァイオリンの福澤さん、早々にドレスアップして音出しに。
一時間近くたっぷり時間かけてのリハに余念が無い。

コンサートの問い合わせ電話が5件あり、経験からお客様の出足には期待が出来そう。青空で陽射しも暖かい。

はたして 開場一時半には30人程の列が出来ている。定刻に開場、あっという間に150名定員の椅子は埋まった。かくて会員数名は立ち見となる。

2時 林副会長の名司会。会長挨拶があって演奏会開始。

プログラムは2部構成。
第1部がメイン。ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」及びヴァイオリンソナタ「春」の全曲を厳粛に。
第2部は主に小品集 という思い切った構成。
選曲も演奏者と担当塚田会員の意見すり合わせにより充分に練られた親しみ易いもの。

生のピアノ・バイオリン演奏はやはり素晴らしい。
第1部の厳粛な曲想から、第2部は雰囲気を変え増田さんのトークをいれての
演奏、流石プロです。

ドビュシーの「沈める寺」の低音の響き、ショパンの「ノクターン」も心を引きつけたようだ。
アンコールでは華やかに盛り上がるチャルダッシュ。

終わりに思わぬ花束贈呈があって楽しく終了。素晴らしい秋の午後でした。

アンケートでは 演奏に感激、親しみやすい選曲、楽しいトーク、AAFC企画に感謝すると嬉しいご意見が多く寄せられた。

夕方には演奏者お二人にもご参加いただき、楽しい打ち上げ会が時間いっぱい続いた。

*演奏者とのきっかけを作って頂いた鈴木理事、増田さんとの企画立案、広報、ポスター、プログラム作成から調律まで獅子奮迅の大活躍を頂いた塚田理事に厚く御礼申し上げます。

                               おわり      

開 催 日
会    場
執  筆

2019年11月9日

我孫子市生涯学習センター
「アビスタ」大ホール
脇田