AAFC オーディオコンサート 2012 フラメンコとオーディオの集い |
|||||
---|---|---|---|---|---|
昨年は東日本大震災、原発事故で恒例のイベントは見送り、2年ぶりのコンサート。
会場のアビスタで11時には大がかりな機材荷下しが始まり 集合時刻11時半には全て荷下し完了してしまう会員の盛り上がり。待つこと暫し、ホール使用許可の12時 綿密な作業計画に従い、全員で手分けしてどっと設営に取り掛かる。今回、フラメンコ用で使用する舞台養生用コンパネ9枚と言う大物が加わり懸念されたがこれは難なくクリア。
モニター用大型スピーカー、蓄音機、再生用機器各種、録音機材、ビディオ撮影などの設置、配線。 受付設置、150席の椅子並べ、照明、マイク音量テストもある。
会員のクラフト製品・・アンプ、レコードターンテーブルキャビネット、カーボンアクセサリーの他 高橋会員編集・執筆本を展示する。
AAFC17年の活動状況紹介をボードに掲示。失敗が許されない発表用 アンプ、プレーヤー、スピーカーの音出しテストは特に念入りに行う。全て順調に進み開場1時を迎える。
幸い好天に恵まれ出足は上々、開演1時半には満席。
先ず佐藤会長のあいさつ。
佐藤会長の挨拶でコンサートが始まる 多数の来場者で会場はほぼ満席となる
第一部
二部構成とし前半スタート 今回は「蓄音機からデジタルオーディオへ」とし日本では西南戦争に当たる時期・エジソン発表の蓄音機時代から最新の固体メモリーデジタルオーディオまで優に100年を超える歴史を3名が紹介する試み。
一番目 小笠原会員の労作 蓄音機古いパーツを再生しラッパはボール紙で手作り。 針はサボテン、
難しいゼンマイ巻きは製作者小笠原会員。 後藤会員による
選曲SPの解説。
レトロで甘美なカルーソーの声に期せずして大きな拍手がわく。
二番目 石井会員によるLP再生、アンプは30年間改良に改良を重ねたものに自作RIAAイコライザー、
のびやかで艶のある音、やっぱりアナログは良いなとの感想、アンケートでも数多くの回答が寄せられた。三番目 石田会員による最先端デジタルオーディオ。
SDカードプレーヤーにルビジュームクロック、マルチデジタルアンプで振動打消し2WAYスピーカーを鳴らす。
これ全て自作。
高解像で純度の高い音に感嘆の声があがる。
第一部後半
AAFCでは創立以来17年間月2度の例会を開催、2名が各1時間を受け持つ。 今回は半分の30分で雰囲気をお伝えする模擬例会。一番目 高橋会員によるモーツァルト「第20番ピアノ協奏曲」の魅力。解説を交え数々の名演を披露する。
内容の濃い話でわずか30分ではもったいないとの声多数。
2番目 大久保会員 女性会員現在6名です。
ポッケリーニ シンフォニア ニ短調「悪魔の家」スリリングな
曲想と演奏にぐいぐい引き込まれる。どうでしたか選曲の妙、
女性の仲間もお気軽にどうぞ。 ・・・・・・ ♪♪♪ 休憩を挟んでフラメンコ舞台を持ち上げ設営作業 ♪♪♪ ・・・・・・
第二部さあ、いよいよお待ちかね、著名なフラメンコギタリスト 伊藤シゲル率いる Bonos(絆) Del Framenco In Abiko の登場。
舞台は2名のギタリスト、女性のカンテ、7名の踊り子が勢ぞろい それは華やか。
最初に踊り手さんから軽妙な語り口のDJが始まる写真
プロの踊り手さん4人が次々登場、妖しく、魅力たっぷりにある時は
緩やかに ある時は激しく・・・・・ 一気にお客さんも引き込まれる
いよいよフィナーレを迎える、先ほど登場の4人の他、3人も加わりフラメンコの競演。オーレの声が飛び交い、激しい
タップ音、カンテ、ギターが鳴り響き会場は一体となる
最後はご登場の皆さまに一輪ずつのバラの
贈呈、 盛大な拍手で華やかに幕を閉じた。尚、特筆事項としては 「音楽之友社」 から会場への取材があり、「ステレオ誌 7月号」 にトピックスとして一頁の記事で紹介された。
一点だけ残念なこと、昼過ぎ河川にホルムアルデヒド混入騒ぎで取水制限となり 我孫子、柏は断水。
アビスタも5時で閉館・・・・・大車輪で撤収の羽目に。しかし ここでもAAFCの団結は見事で瞬く間に完全撤収。楽しみにしていた
打上げは予約のお店も閉店となり万事休す。 記念写真を撮ってお別れとした。
。
・・・・・・ ♪♪♪ 後日打上げ会を盛大に行いました ♪♪♪ ・・・・・・
以 上
開 催 日 | 会 場 | 演 出 | 写 真 撮 影 | 執 筆 | 編 集 |
---|---|---|---|---|---|
2012年5月19日 |
アビスタ大ホール |
山本、後藤, 大久保、他 |
越川、佐藤、大久保、他 |
脇 田 |
堀 端 |