９月８日午後１時３０分、我孫子駅前のけやきプラザホールで第６回AAFCライブコンサートが開催された。
台風が前日まで吹き荒れる天候に一喜一憂したが、日頃の心がけが良かったせいか当日は快晴の秋空に恵まれた。
AAFCとしては初めて本格的大ホールを使用し、総勢２５名のプロのフルバンドによる吹奏楽演奏会である。
　　　　　（写真はクリックすると大きな画面が表示されます）

　　けやきホールは約５５０人余収容の多目的大ホールで、駅前という絶好の立地条件にあり、周到なチラシの配布、ポスターによる宣伝にも拘わらず聴衆二百数十名程度と少なかったのは、生憎当日は中学校の体育祭があり、また高校は茨城県で吹奏楽の大会があるなど、学生の行事と重なったのが主原因と思われる。
しかし来場された聴衆は熱心に演奏を楽しまれ、大好評であった。

　本番に先立ち、会場の下見、オーディオ演奏機器の事前テストなど数回、万全の準備を行い演奏会に臨んだ。
ポスターは会員の上野さん製作のもので近隣の小中学校、高等学校、大学に配布し、その他駅、集会所、店頭など会員の協力を得て多数箇所に展示した。

　当日先着５０名に会員寄贈のＣＤをプレゼントするとポスターに記載したため開演前に列が出来た。
会員からの寄付によるCD枚数は、８０余枚集まり、クラシックを中心に各分野が出品され入場時に渡された引換券で休憩時間に好きなCDを選択して貰った。
例年と同じく照明、録音、会場整理、設営、受付、資料展示、カメラ撮影など会員が協力分担して無事演奏会が終了できた。

会場にはAAFCの活動を理解して貰うべく展示用パネル３枚に、AAFC会報、観桜会、バーベキュー大会、白馬ペンション旅行などの写真、過去５回のコンサートのポスター、録音制作したCD類、オーデオコンサートの案内、資料類、写真、HPから旅行記、会員の出版書の案内など 盛り沢山な資料を展示した。開演前、休憩時間などに熱心な聴衆がパネルを読む姿が多かった。

会場受付風景	AAFC活動紹介パネル	映写室からの会場風景	会場風景
《　第１部　》　は吹奏楽バンドによる演奏会 プロによる吹奏楽団、イデアル　ウインド　アンサンブルは昨年結成された新しいバンドで現在注目を集めている新鋭集団である。  演奏曲目は ラデッキー行進曲 フック・ト・オンザロマンス バッハ　アリオーソ（Ob独奏） ホルスト　惑星から　木星 休憩 灰田有紀彦　鈴懸の径 楽器紹介タイム トップ・オブ・ザ・ワールド ウエストサイドストーリー・メドレー スイング・シング・シング 本格的なプロの演奏は流石素晴らしいもので、音色、アンサンブルなど会場内に快く響き渡り、熱心な聴衆に応えてバンドも素晴らしい演奏で会場を魅了してくれた。
会長挨拶	クラリネットソロ	演奏風景-1	演奏風景-2

舞台と観客席の調光	舞台裏でのデジタル録音	ギフトCDの選択	どのCD貰おうか？	展示パネルに見入る

 

 

《　第２部　》は「音楽の感動を再現するオーディオの聴き比べ」
　　　と称して第１部で演奏したものをデジタル録音し、即再生して聴いて比較して貰うという企画である。
第１部のバンド演奏終演後なので聴衆が激減するのではないかと危惧していたが、熱心なオーディオマニア方々が５０名ほど参加してくれた。
最初の１号機は市販の６０ｋｇもあるマッキントッシュ超弩級メインアンプを主体としたシステムで試聴した。

スピーカーはKEF１０５／３S、英国製の小型スピーカーと国産のパイオニア中型機を使用した。KEFはメリハリのあるサウンドを披露してくれた。
市販CD も纏まりのある豊かな音で再生され大型高級システムの貫禄を示してくれた。

 ２号機は会員自作のデジタルアンプで、重量僅か１５００ｇ片手で軽々持てるほどの小型軽量アンプである。１号機に比べて重量は１／５０であるが全く重量比を感じさせない素晴らしい音を聴かせてくれた。
会場がAAFC例会の何倍も大きいため音場、音色などが気がかりであったが 思いの外　自然な音色を聴かせてくれた。
時間の余裕がないため直前の調整に関係者は大汗をかいて作業していた。

第二部を待つ聴衆	石井さんの自作アンプ	豊島さんの解説	打ち上げ寸景-1	打ち上げ寸景-2

 

　　 終演後は５時までに会場内の全てを整理、清掃して次の使用者に渡さなければならないため時間との勝負であったが、会員の協力宜敷く時間内にぴったり終了できたのは流石であった。

 コンサート終了後は反省会も含めて、駅北側の飲み屋の２階で会員多数の参加を得て開催された。バンドからもマネージャ－の女性が参加し和やかな時間を過ごした。

会員各位の協力に心から感謝したいと会長から挨拶があり、無事演奏会が好評のうちに終了したのを全員が乾杯して祝い、第６回AAFCライブコンサートを全て終了した。

終了