AAFC 秋のオーディオコンサート 2014 「第2回 われら、自作派」 開催記録 |
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秋晴の朝、つくし野例会場から1本85kgある大型SPを数名で声掛け合って搬出している。今回から傷害保険を掛けているが気は抜けない。
11時半アビスタホール前には全員が集結、前のグループ退出をもどかしく待っている。
今日は待ちに待ったオーディオ・コンサートの日である。ポスター、チラシ、以前出席された方への葉書、広報誌、ミニコミ誌、口コミ、HPと広報に手抜かりはない。
12時 搬入が始まる。手慣れたもので30分余にして終了。機械のセット、各種展示物・・ 自作アンプ3台、カーボンアクセサリー、30センチもある送信管を含む真空管群とマニアックなものから会員の出版物、運命他のディスコグラフィー、それに会員提供のプレゼント用CDが40枚と豊富なこと。ディスプレイも白紙を敷いて美しい。6枚あるパネルに会の活動模様をびっちり貼る。受付、椅子、照明、マイク全て設営終了13時。
はたせるかな お客様の出足は上々。
定刻13時半 林司会担当の元気良い声で開演 会長挨拶のあと愈々音出し。
今回は四名が発表する
初めは上条会員の300B真空管アンプ。柔らかな音の歌謡曲が流れ会場が和む。「東京だよおっかさん」では目頭をそっと押える方も・・
続いて石井会員6CA7真空管アンプ他の手作り・改造装置。例会でも定評ある細部まで丁寧に磨き抜かれた音、CDもLPも音楽が鳴ってわくわくしてくる。選曲にも工夫している。
三番手は中南会員のコーン紙の違いよる音の比較。初めの10cmSPは実に爽やかな女性ボーカルに思わず息をのむが、SP交換したところでアンプがダウン、残念ながらリタイヤ。惜しいなの声頻り。
最後は石田会員のデジタルサウンド再生。音源はSDカード。自作小型2ウエイSPを使用、上手に調整して大型SP並みの音を再現する。アンプが不調で途中交換、コンディションは不十分だが流石に爽やかな気品ある音空間である。
休憩時間にかける小笠原会員自作蓄音機の自然な音を聴くとなぜか心和む。お客様持参の試聴LP・CDは予想以上に沢山で全部は消化できず。今回AAFCが企画制作した米ポピュラー音楽SP復刻CDを演奏したところ、期せずして拍手とアンコールの声。
最後に会員持ち寄りCDプレゼント40枚をお渡しして定刻5時閉会挨拶。
今回持込んだ つくし野常設SPタンノイモニター215はその威容、ゆったりした鳴り様はAAFCの格調を高らしめた。パネルでも久寺家GRFメモリーとこのタンノイモニター215の大型SPは目を引いていたようだ。
驚くべきは来客数。会員外のお客さまが100名近く、用意したあの格調あるプログラムが足らなくなって会員から引き剥がしてお渡しする始末、椅子はホール配備分を結局すべて持出す、嬉しい悲鳴。しかも終始会場は熱気に溢れている。
撤収はお手の物、わずか30分余りで完了。打ち上げのコビアンへ予定より30分早くの6時には全員集合した。盛大に打ち上げ、適当に飲み過ぎて解散は10時に及んだ。
当日早くも数名の入会申し込みがあり、オーディオ・音楽ファンは未だ健在なりこれから更に輪が広がるものと確信した次第。
最後に、発表者、企画・運営・実行にあたられた全会員の底力、心意気はAAFCの誇るべき財産であることを再認識した。
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以 上
開 催 日 会 場 写 真 撮 影 執 筆 2012年9月27日 アビスタ 1階ホール 越川 脇田