移動運用対応にて小出力真空管アンプにも対応するならエンクロージャ=箱を含めて重量・能率両面から 20cm ウーファが限界、大体軽量で音量豊富とは無理な要求です。 一般に Tr アンプ向け既製品は厳しく、小型軽量は音量不足、大型重量は運搬が大変。
秋葉原でユニット等を調達し組み立てようと計画中に、ある日リサイクル・ショップにて程度のよいシステムコンポ用の 2way スピーカを発見、箱を再利用しようと購入し、オリジナル・ユニットの再利用可能性チェックなどを経て後、下記改造にて近代化しました。
メーカーへの電話照会では 1977年発売で 30年のヴィンテージ物だから大切にします。
(1) ツイータは、手持ちの小型ホーン型を試して後新規調達、アダプタ着装にて交換しました。
(2) ウーファは、 20cmフルレンジ型を新規調達、アダプタ着装にて交換しエージングしました。
(3) 裏蓋止め木ネジを 4mm 鬼目ナット化、 NW は外付けにて、ユニット交換・NW 調整に備えました。
(4) 簡易木製キャスターを作って載せ、セッティング・移動・調整等を便利にしました。
今日のデモに用意した CD は聴き易いフュージョンです。 緊張も感動も強制せず、軽くも重くもなく癒し系でもない、中間音楽?です。 CD が出る直前の 1980年頃、US 某社に出張の際、茶飲み雑談で先方が「ギターのアール・クルーが Cool 」、早速の現地調達 LP が下記 (1) 、その後「ボブ・ジェームスと共演だ」レターが下記 (2)です。 ・・・・但し (1) (2) ともに後に CD 化されたので、それを掲げてあります。
フュージョンは試聴盤として聴かれ、コンサートの PA 設営プロも点検に使うとか。 さり気ない音楽だから没入せずに済み、仕事用に好都合なのかもしれません。
(1) EARL KLUGH "LIVING INSIDE YOUR LOVE" CP 28-1015 東芝 EMI
1976 EMI/Capitol Rec. 5. Another time, Another place 6:39 (Dave Grusin)
(2) BOB JAMES AND EARL KLUGH "ONE ON ONE" 35DP10 CBS SONY 1979
1. KARI 6:27 (Earl Klugh) 4. MALLORCA 4:47 (Bob James)
(3) BOB JAMES/ EARL KLUGH "COOL" WCPC-4853 Warner Bros./WEA 1992
3. So Much in Common 6:17 (Earl Klugh/Bob James)
7. New York Samba 5:50 (Earl Klugh)
(4) EARL KLUGH /"Sudden Burst of Energy" 9 45884-2 Warner Bros. Rec. inc. 1996
10. Till the End of Time 6:39 (Earl Klugh-Guiters & Keyboards)
11. Open Road 4:27 (Earl Klugh-Guiters)
以 上