第5回 オペラ鑑賞会
2007/12/15 AAFC Opera資料
担当 : 佐藤 久男


12月15日(土)久寺家近隣センターで開催した。
出席者は5名と少なかったが、今年度最後のオペラ鑑賞会となるのでワイン、日本酒などを飲みながら「椿姫」をじっくりと鑑賞した。
珍しい映画形式なので室内、屋外などは全てロケ撮影のため、舞台で見る「椿姫」とはかなり違い写実感があった。
ヴィオレッタ、フローラの邸宅の豪華さ、ヴェルサイユ宮殿庭園内のあずまやなどは映画ならではの見事な映像であった。
指揮のズビン・メターもしっかりとオケを統率し、ヴィオレッタ、アルフレード、ジェルモンなどの持ち味を引き立てていた。

ヴェルディ 歌劇 「椿姫」


作曲  1853年
原作  A.デュマ
台本  F.M.ピアーヴェ
初演  1853年??? ヴェネティア

演奏

監督     ジュゼッペ グリフィ
指揮     ズービン メータ
管弦楽    イタリア放送交響楽団、合唱団

歌手     ヴィオレッタ  グヴァザーヴァ
        アルフレード  ホセ クーラ
        ジェルモン   パネライ

このDVD版は劇場の録画ではなく映画形式で撮影されている。
La Traviataは「迷わせる女」(堕落させる女)の意味だが日本語の「椿姫」の方が情緒があり通りがよい。

<あらすじ>
高級娼婦ヴィオレッタは純情な青年アルフレッドに心を打たれ、真の恋を 知り同棲する。アルフレードの父の要請で不本意ながら身を引く。アルフレッドは彼女の心変わりを責めるが、死の床にある彼女に許しを求めて駆けつける。

以  上