・ 本日は女流奏者ザビーネ・マイヤーと伝統のウィーン派ペーター・シュミードルを
選びました。
・ モーツァルトはクラリネットを独奏楽器とした名作を、友人アントン・シュタードラー
のために作曲しました。特に五重奏曲と協奏曲は不朽の名曲です。
・ 親しい友人とケーゲルシュタット(ボウリング似たゲーム)を楽しみながら、着想した
と伝えられる三重奏曲は、優しくのどかな旋律が親しみ易い。
・ モーツァルト最晩年のオペラ「皇帝ティートの慈悲」のヴィッテリアのアリア
「もはや花も」は、バセットホルン(18世紀に用いられたクラリネットの一種で
音域が少し低い)がフィーチュアして聴きものです。
1.クラリネット三重奏曲 変ホ長調K498 「ケーゲルシュタット」T.アンダンテ(5:47)
ザビーネ・マイヤー(クラリネット) U.メヌエット(5:40)
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
ハルムート・ヘル(ピアノ) EMI1987録音
2.クラリネット協奏曲 イ長調K622 T.アレグロ(11:51)
ザビーネ・マイヤー(バセットクラリネット) U.アダージョ(6:35)
ハンス・フォンク(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 EMI1990録音
3. クラリネット五重奏曲 イ長調 K581 U.ラルゲット(5:34)
V.メヌエット(7:23)
ペーター・シュミードル(クラリネット)
ウィーン・ムジークフェライン PLATZ 1991録音
4. 皇帝ティートの慈悲 K621 第2幕23曲 ヴィッテリアのロンド「もはや花も」
(7:29)
ジョイス ディドナート(メゾソプラノ)フランスブリュッヘン(指揮
18世紀オーケストラ GLOSSA2001録音
5. 管楽器のためのアダージョ ヘ長調K410 (1:34)
トリオ・デ・クラローネ EMI1986録音
ザビーネ・マイヤー、Wマイヤー、ライナー・ヴェーレ(バセットホルン)