アマデウスの使徒たち クラリネット編

2007/12/22 AAFC例会資料

担当 : 三田 公夫


・ 本日は女流奏者ザビーネ・マイヤーと伝統のウィーン派ペーター・シュミードルを
  選びました。

・ モーツァルトはクラリネットを独奏楽器とした名作を、友人アントン・シュタードラー
  のために作曲しました。特に五重奏曲と協奏曲は不朽の名曲です。

・ 親しい友人とケーゲルシュタット(ボウリング似たゲーム)を楽しみながら、着想した
  と伝えられる三重奏曲は、優しくのどかな旋律が親しみ易い。

・ モーツァルト最晩年のオペラ「皇帝ティートの慈悲」のヴィッテリアのアリア
  「もはや花も」は、バセットホルン(18世紀に用いられたクラリネットの一種で
  音域が少し低い)がフィーチュアして聴きものです。

1.クラリネット三重奏曲 変ホ長調K498 「ケーゲルシュタット」T.アンダンテ(5:47)
    ザビーネ・マイヤー(クラリネット)             U.メヌエット(5:40)
   タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
   ハルムート・ヘル(ピアノ)       EMI1987録音

2.クラリネット協奏曲 イ長調K622              T.アレグロ(11:51)
    ザビーネ・マイヤー(バセットクラリネット)        U.アダージョ(6:35)
   ハンス・フォンク(指揮)
   ドレスデン国立歌劇場管弦楽団    EMI1990録音

3. クラリネット五重奏曲 イ長調 K581           U.ラルゲット(5:34)
                                   V.メヌエット(7:23)
   ペーター・シュミードル(クラリネット)
   ウィーン・ムジークフェライン PLATZ 1991録音

4. 皇帝ティートの慈悲 K621 第2幕23曲 ヴィッテリアのロンド「もはや花も」
    (7:29)   
    ジョイス ディドナート(メゾソプラノ)フランスブリュッヘン(指揮
    18世紀オーケストラ     GLOSSA2001録音

5. 管楽器のためのアダージョ ヘ長調K410                (1:34)
   トリオ・デ・クラローネ   EMI1986録音
   ザビーネ・マイヤー、Wマイヤー、ライナー・ヴェーレ(バセットホルン)

071222Mita-2

以 上