第9回 オペラ鑑賞会
2008/05/17AAFC Opera 資料
担当 : 佐藤 久男


第9回 オペラ鑑賞会を5月17日(土)、恒例の久寺家近隣センターで開催した。
演目はリヒアルト・シュトラウスの歌劇「サロメ」、曲が地味でなじみが少ないせいか参加者は少なく3名となった。

短い曲のため、3つの演奏を一部聞き比べてみるという実験が出来た。
指揮者、演出家、歌手などによって演奏、解釈が大きく変わるのが良く分かった。

次回は第10回目の鑑賞会になるため、祝典的で大がかり、絢爛なヴェルディの
アイーダを予定しています。
多数のご参加をお待ちしています。

リヒアルト・シュトラウス 歌劇 「サロメ」

作曲  1904〜05年
原作  オスカー・ワイルド
台本  ラッハマンのドイツ語訳

初演  1905年 ドレスデン
L'Orfeo


演奏       サロメ        マリア・ユーイング
          ヨカナーン     マイケル・デヴリン
          ヘロデ王      ケネス・リーゲル
          ヘロディア王妃  ジュリアン・ナイト
          ナラポート     ロビン・レガーテ

         指揮  エドワーズ・ダウンズ
         演出  ピーター・ホール
         コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団

         DVD  GENEON GNBCー5021

 

<あらすじ>

新約聖書のユダヤ王ヘロデにまつわる話。
ワイルドの劇は舞を所望されたサロメがヨカナンの生首を要求するという
耽美主義のもの。
音楽は管弦楽を中心に運ばれる楽劇の一種で、官能的表現の強さから
センセーションを起こした。
特にサロメの舞「7つのヴェールの踊り」が有名である。
岩波文庫から福田恒存訳が出ている。有名なピアズレーの挿絵が全て18枚が
収録されており必見である。
本日は会場に持参するのでオペラ鑑賞の一助として見ていただきたい。

以  上