1.球石合成アンプその後、のその後
本年 4月に、自作「球石合成アンプ」をめげずに再度持ち込み、デモさせて戴きました。 当日は若干変な音だったけど、以前よりは前進したつもりでおりました。 ところが帰宅して点検したら、何と二ケ所配線ミスしておりました。 それでもマコトシヤカに鳴っていたのです。 簡単な回路なので間違えば音が出ないかというと、そうでも無く結構冗長性を持っているのですね。
それからしばらくツッツキ回したのですが、さらに音質を改善しようにも私の腕では簡単に限界に達し、バンザイ(=オテアゲのことで、完成ではないのが残念)終点です。
そのような経過にて今回は懲りずに3度目の正直、再挑戦させて戴くことにしました。
またもや、しばらくの時間皆様にご辛抱を願う次第、まことに恐縮に存じます。
2.改良部分
試作を通して基本設計は正しいとの確信を得ました。 まだチョコチョコ調整中ですが「収穫逓減の法則」どおり、改造成功率が低下して下手にいじるとかえって悪くなります。 以下は球石合成アンプおよびスピーカの改良・変更点です。
○ 組み直しは断念して、試作シャーシにフレームを追加して一応完了としました。
○ スピーカは自作エンクロージャ(箱)に入れ直して小型軽量化をはかりました。
DIYに売っていた家具を利用して、既製品にはないユニークさが得られました。
3.お聴き戴く CD
例によってバロックとフュージョンが混ざります。 どうぞおくつろぎ下さい。
(1) J. S. Bach "Well-Tempered Clavier Vol.1" Prelude and Fugue
(平均率クラヴィーア 1)
No.7 in E flat major. BWV 852 (7:03)
No.8 in E flat minor. BWV 853 (11:27) (Helmut Walcha/
Cembalo 1965)
(2) "Wes bound" Lee Ritenour 1993 GRP Records inc. MCA
国内盤 MVCR-129
6. Goin' On To Detroit (4:34) 7. A New Day (5:28)
(3) J. S. Bach "Die dreistimmigen sinfonien" BWV 787~801
(三声のためのシンフォニア)
第1曲〜第6曲 BWV 787~791 (1:24/1:40/1:36/1:58/2:55/1:19 )
EMI HCD-1373 (Helmut Walcha/ Cembalo 1961)
(4) "Professional Dreamer" David Benoit
3. Something You Said (4:58)1999 GRP Records inc.
国内盤 MVCJ-24024
以 上