AAFC午後例会資料

仏の顔も三度まで・・・

2008/12/13
担当 : 宇多 弘

  
1.球石合成アンプその後、のその後

  本年 4月に、自作「球石合成アンプ」をめげずに再度持ち込み、デモさせて戴きました。 当日は若干変な音だったけど、以前よりは前進したつもりでおりました。 ところが帰宅して点検したら、何と二ケ所配線ミスしておりました。 それでもマコトシヤカに鳴っていたのです。 簡単な回路なので間違えば音が出ないかというと、そうでも無く結構冗長性を持っているのですね。
それからしばらくツッツキ回したのですが、さらに音質を改善しようにも私の腕では簡単に限界に達し、バンザイ(=オテアゲのことで、完成ではないのが残念)終点です。
そのような経過にて今回は懲りずに3度目の正直、再挑戦させて戴くことにしました。
またもや、しばらくの時間皆様にご辛抱を願う次第、まことに恐縮に存じます。

2.改良部分

試作を通して基本設計は正しいとの確信を得ました。 まだチョコチョコ調整中ですが「収穫逓減の法則」どおり、改造成功率が低下して下手にいじるとかえって悪くなります。 以下は球石合成アンプおよびスピーカの改良・変更点です。

○ 組み直しは断念して、試作シャーシにフレームを追加して一応完了としました。 
○ スピーカは自作エンクロージャ(箱)に入れ直して小型軽量化をはかりました。
DIYに売っていた家具を利用して、既製品にはないユニークさが得られました。

3.お聴き戴く CD
例によってバロックとフュージョンが混ざります。 どうぞおくつろぎ下さい。

(1) J. S. Bach "Well-Tempered Clavier Vol.1" Prelude and Fugue
  (平均率クラヴィーア 1)
  No.7 in E flat major. BWV 852 (7:03)
  No.8 in E flat minor. BWV 853 (11:27) (Helmut Walcha/
  Cembalo 1965)

(2) "Wes bound" Lee Ritenour  1993 GRP Records inc. MCA
  国内盤 MVCR-129
  6. Goin' On To Detroit (4:34) 7. A New Day (5:28)

(3) J. S. Bach "Die dreistimmigen sinfonien" BWV 787~801
  (三声のためのシンフォニア)
  第1曲〜第6曲 BWV 787~791 (1:24/1:40/1:36/1:58/2:55/1:19 )
  EMI HCD-1373 (Helmut Walcha/ Cembalo 1961)

(4) "Professional Dreamer" David Benoit
  3. Something You Said (4:58)1999 GRP Records inc.
  国内盤 MVCJ-24024

以 上