AAFC午後例会資料


「タンノイモニターをもっと上手く鳴らしませんか」
・・・大変身しました・・・


2009/04/11
担当 : 脇田 隆夫

 

1.平成19年6月9日特別例会にて、山本さんが最初に実施。

2ウエイ、3ウエイ、バイワイヤリング、柱にマットを巻きつける、
SP前面にマットを敷く等を試みる。
この折片方のツイター結線が不安定であることが判り、即修理してやれやれで終る。
この際、CDプレーヤー・プリのRCA端子、プリ・メインRCA端子が不調の為すべてバランス接続に変更。

2.平成21年3月14日午後特別例会にて、豊島さんが2回目実施。

    SPの設置場所を横向きに、すなわち校庭よりに設置。効果あり。
    バイワイヤリング仕様のSPコードを新しいものに交換、電源コードも交換して貰う。低音が引締まりきつい音が取れのびやかに。エイジングが進めば一段と良く鳴る予感。

    3.今回の試み  方針―お金をかけないで時間をかけるー

    テストCDはSHMサンプラーのカルミナ・ブラーサとベートーベン7番。2WAY・バイワイヤリング接続にてテスト開始。

    (1) SPを縦置きから横置きへ  厚みが出て好評、これに決まり。
    (2) ツィーター部分を外側・内側セット・・内側がやや好評、曲・編成によるかもしれませんが意見の分かれるところ。
    (3) SPの間隔、内ぶりテスト。
    (4) 低域補正無し、マイナス1.5dbの比較。低域減衰無しが好評。
    お蕎麦にたれたっぷりがよろしいようで・・・
    (5) 高域プラス1.5dbと補正なしのテスト。良く判らず、補正なしで行きましょう。
    (6) SPを定在波よけに斜め置き・・・左がかぶる、見た目も落ち着きがなく不評。従来通リで行きましょう。
    ・・・ここまで延々2時間半

    (7) 最後に宇多さんから提案あり。先ずバイワイヤ方式の効果と影響についての考察として説明があり(資料別添)、バイアンプ方式をテスト。偶々鳥居さんが修理を終えた加瀬マッキンアンプを持参。これを高域に、低域に現使用のラックスを接続。皆耳を疑った、カラヤンのティルが朗々を鳴るではないか!! 鈍重さが消えゆとりの在る荘重な音に変身している。 次いで五島みどりのVnソナタ。のびのびと艶やかにふくよかな音、一同些か興奮気味。モニターが遂に実力を現した。

    もうこれに決まり!!
    お金を掛けない筈がもう1台メインアンプが必要な羽目に・・・
    さあ、どうする。

                                   以 上