1.フランコ・チェザリーニ作曲 交響詩「アルプスの詩」
@霧1:40 A寂寥1:24 B思いがけない光1;38 C心の動き4;08 D高原の牧場2;41 E嵐4;21 F神の国5;17
秋山和慶・大阪市音楽団 フォンテックFOCD9188
スイス生まれの作曲家・指揮者。アルプス交響曲の作曲者リヒヤルトシュトラウスの没後50年を記念して1999年に作曲された。7つの楽章が切れ目なく演奏されます。シュトラウスのタイトルが、夜、日の出、登山、森に入る、渓流のほとりを歩く、滝にて など写実的なのに対して精神的・象徴的と言えます。吹奏楽でよく課題曲になっている様です。
2.詞・曲 とむらヒロ 「遥かなりトムラウシ」 6;00 ヌタプレコード
今年7月、トムラウシ岳にてガイド3名とツアー客15名のパーティーのうちガイド1名と中高年ツアー客7名が低体温症で遭難死の悲報。
数年前の7月、大雪山系黒岳から旭岳縦走を計画したのですが、悪天候の為黒岳と旭岳のみの登山に切り替えました。このCDは旭岳山麓のペンションに泊まったおり、酒好きのおもろいオーナーが山仲間で制作したものですよと紹介があって入手したもの。
もう45年も前、高校山岳部7名を連れて旭岳からトムラウシまで縦走。途中 嵐でテントのポールを折られたり増水のため渡渉できず水が引くのを待ったりして計2日間停滞した記憶があります。大荒れになった山は恐ろしいものです。
3.黛 敏郎作曲 交響詩「立山」
黛 敏郎・東京交響楽団 ビクターLP RCA JRS−2538
第1部 大地 11;30 第2部 祈り 8;18 第3部 道 8;56
立山黒部アルペンルートが全線開通した昭和46年、富山県で約30分の短編映画作成の計画があり、映画監督松山善三と、作曲家黛敏郎が制作を委嘱された。黛氏はその数年前 映画「黒部の太陽」の音楽を担当しています。親しみ易い曲で最近HQCDも発売されました。
以 上