第18回 オペラ鑑賞会
2009/08/16 AAFC Opera 資料
担当 : 佐藤 久男


オッフェンバック 歌劇 「天国と地獄 」

台本  クレミューとアレヴィー
初演  1858年 パリ 改訂版 1874年 パリ


演奏    ユリディス:ナタリー・デセイ(ソプラノ)
       ジュピテール:ローラン・ナウリ(バリトン)
       アリステ=プリュトン:ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
       オルフェ:ヤン・ブロン(テノール)、他
       リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
       グルノーブル室内管弦楽団
       マルク・ミンコフスキ(指揮)
       演出:ローラン・ペリー
      

      収録:1997年、リヨン歌劇場(ライヴ)

ジャック・オッフェンバックの代表作で喜歌劇の最高傑作の1つ『天国と地獄』。「レコード芸術」1999年5月号で特選盤となったCDとほぼ同一キャストによる、1997年リヨン歌劇場公演のライヴ映像を収録。この公演は有名な序曲で始まる1874年のゲテ劇場上演版ではなく、1858年のブッフ・パリジャン座での初演版を基本にし、1874年版からは数曲のバレエ曲や有名なユリディスの「後悔のクプレ」を加えたミンコフスキー版。特に台詞部分が多いこの作品は、視覚が加わることでデセイら名歌手達の演技も、普通の歌劇以上に臨場感豊かに立体的に味わえる。

 


<あらすじ>

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディーチェの悲恋物語を完全に戯画化した喜劇。(世論)も登場し場面は現世、天上の神々の世界、地獄と移り変わる。 序曲が有名。


以  上