ユーフォニアム(*後掲) による音楽再生実験

AAFC例会資料
2010/01/23
担当 : 多賀 政信
編集・文責 : 倉田、堀端


前回の糸吊りスピーカーに続いて、今回はユーフォニアムの開口部をスピーカー代わりに鳴らす実験です。

・・・  仕組み  ・・・

1. 小型スピーカー・ユニット(口径約10p)を密閉型のバッフルに入れる。

2. アンプのスピーカー端子とスピーカー・ユニットとをケーブルにより接続する。

     ・・・ 再生音がスピーカーより流れる状態となる。

3. バッフル後面に取り付けたマウスピースをユーフォニアムのマウスピース取付部分に差し込んで
   接続する。

     ・・・ スピーカーのコーンの振動が人の唇の振動と同じ働きをしてユニフォニアの開口部より
        音を発する。

 

4. 再生周波数のレンジは狭く指向性も狭いが、同じ素材であることから、スピーカーとは違った金管楽器
  そのものに近い音色を聴くことが出来る。

5.デモ用には金管楽器ソースとして下記のCDでデキシーランドジャズを聴いてみて下さい。

  CBS-MK34549  Preservation Hall Jazz Band, New Orleans-Vol-1

 

* ユーフォニアム

  英語では”Euphonium” と綴り、ユーフォニュームともいわれる金管楽器の一種。 
  一般的には「B♭」管で、幾重かに巻かれ、通常4つのバルブを持つ。 
  音域はテナーやテナー・バスのトロンボーンとほぼ同じであるが、それよりも幾分か柔らかく
  丸みのある音色を奏でる。主な活躍の場は金管バンド(英国式ブラスバンド)、
  ファンファーレバンドと吹奏楽であるが、オーケストラにおいてもテナー・テューバなどとして
  スコアに指定されることがある。 (Wikipedia より抜粋)

 

以 上  

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