戦前のポータブル蓄音器を試聴

たまにはガムランを聴こう

AAFC例会資料

2011/3/6

担当 : 渡辺 肇幸


1 戦前のポータブル蓄音器を試聴
母の遺品を整理していたところ、見覚えのある古いポータブル蓄音器が出てきました。問題なく動くようで、予備の鉄針もあります。Columbia Model 204, Serial No.3722を手掛かりに、当時の日本コロンビア社、現デノン社に問い合わせたところ、昭和9-12年に製造されたものと判明しました。
残っているレコード:「野崎小唄」、「博多夜船」他
失われたもの:「上海、上海、支那の町」、「ああ、堂々の輸送船」、「昔、大友宗麟が」、「じゃがたらお春」他

ポータブルと言っても結構重く、当日持ち運びできれば会場に持って行きますが、出来なければ今回の試聴はなしと致します。

2 たまにはガムランを聴こう
ガムランGamelanはマレー民族の伝統音楽、中部ジャワおよびバリのガムランが有名です。
楽器演奏あり、歌あり、踊りあり、芝居ありの総合芸術です。芝居は、皮製人形を使う影絵芝居―Wayang Kulitが日本では有名ですが、人が芝居をするWayang Orangもあります。何分繰り返し見たり聞いたりしないと、その良さがわからないのも事実。物語は古代インド説話マハバーラタとラーマーヤナ、およびこれに付帯してインドネシアで作られた物語。

(1)中部ジャワのガムラン
中部ジャワのガドン Chamber Music of Central Jawa 
ソロ マンクネガラ王家のガムランMusic of Mangkunegara Solo

(2)バリのガムラン
バリの巨大ガムラン―バトウール寺院のゴングデGamelan Gong Gede of Batur Temple
バリの舞踊歌劇Gununtangan Arja “Arja Bon Bali”
幻のバリガムランSemar Pegulingan of Binoh village

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