モスクワのボリショイ交響楽団の元指揮者で、ソビエト連邦時代にユダヤ人音楽家を解雇することを拒み失職したアンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)。
それから25年後のある日、同じ劇場で清掃員として働いていたアンドレイは、パリのシャトレ劇場から届いたボリショイ音楽団への招待状を盗み見て、かつての音楽家仲間とオーケストラを結成しパリで演奏する夢を実現することを思いつく。
実話ではないものの、ソ連時代のブレジネフ政権でユダヤ人が排斥され、それに反対したロシア人が迫害されることは多かったことがベースとなっている。
監督のラディ・ミヘイレアニュが、脚本でアラン=ミシェル・ブランと、音楽でアルマン・アマールとコラボレーションをしするのは 『Va, Vis, et Deviens(Live and Become/約束の旅路)』 から2度目。
コンサートのシーンはすべてパリのシャトレ劇場で撮影され、この映画のサントラ盤はフランス国内で3万5千枚以上を売り上げるベストセラーとなった。
【ジ ャ ン ル】 ドラマ
【監 督】 ラディ・ミヘイレアニュ(『Va, Vis, et Deviens (Live and Become/約束の旅路)』)
【出 演】 アレクセイ・グシュコブ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン、ミウ=ミウ
【レーティング】 Not Rated
以 上