AAFC 音楽映画 鑑賞会

独映画 「4分間のピアニスト 」

弾く時だけわかる。
何のためにうまれてきたか。

AAFC試写会資料

2011/8/7

担当 : 佐藤 久男

提供 : 後藤 榮一



獄中の天才ピアニストと教師の魂の交流を描いた感動作。監督・脚本は「Shattered Glass」のクリス・クラウス。出演は、「ラン・ローラ・ラン」のモニカ・ブライブトロイ、1200人の中から選ばれた新星、ハンナー・ヘルツシュプルング。2007年ドイツアカデミー賞作品賞、主演女優賞受賞。

あらすじ
ピアノ教師として刑務所を訪れたトラウデ・クリューガー(モニカ・ブライブトロイ)は、ジェニー・フォン・レーベン(ハンナー・ヘルツシュプルング)の才能を見出す。クリューガーはジェニーの指導に残りの人生を捧げる決意をし、所長を説得して彼女のレッスンを始める。ジェニーは、彼女を天才ピアニストにするために引き取った養父のもと、幼いころから国際コンテストに出場して神童と騒がれたが、愛を知らずに育った。クリューガーもまた、愛した人を若くに亡くして以来、音楽だけを頼りに生きてきた。すぐに感情を爆発させるジェニーを、クリューガーは辛抱強く指導する。ジェニーが看守のミュッツェ(スヴェン・ピッピッヒ)に危害を加えたため、彼の同僚はレッスンを妨害した。ジェニーの養父・レーベン(ヴァディム・グロウナ)の差し金で記者が取材に来る。ジェニーは手錠をかけられたまま見事な演奏を披露し、その記事のおかげでレッスンは順調に進むようになる。ジェニーはコンテストに出場するが、予選当日、極度の緊張からトイレの鏡を殴打する。手を負傷したにもかかわらず、ジェニーの演奏は素晴らしかった。帰りに寄った病院で、ジェニーは逃走を図るが失敗。彼女は、過去の哀しい事件をクリューガーに告白する。自分の才能を信じるクリューガーに、ジェニーは心を開き始める。復帰したミュッツェはクリューガーを尊敬するあまり、2人の姿に嫉妬する。レーベンがクリューガーの家を訪れる。彼は、ジェニーは恋人の罪を被っただけで無実であると訴えた。また彼はクリューガーの経歴を調査していた。彼女は自身の裏切りや恋人の死のために、栄光の未来を捨てたのだった。決勝直前、ミュッツェの策略でジェニーは暴力事件を起こす。それによりジェニーはピアノを禁じられ、彼女をかばったクリューガーも解雇される。しかしクリューガーには、法をも怖れぬ計画があった。****

映画の中のピアノは2名の日本人女性ピアニストが演奏している。

以 上

goo映画 解説文より引用