S-Pacific

11月特別例会映画、オペラ鑑賞会

<午前の部>
映画鑑賞

「南太平洋」 1958年 アメリカ映画

AAFC例会資料

2011/11/20

担当 :山本 一成


  
    定例会場のつくし野コミュニティホールが公的行事の為使用できなくなり、急遽久しぶりに久寺家近隣センターを長時間確保できたので、特別例会として午前の部を映画、午後の部をオペラ鑑賞としての企画を立てる。

  さて、肝心のプログラムの選定をどのようにするか検討した結果、会員所有の数多くのソフトを提示、会員の投票を得てそれぞれ第一位の作品を取り上げることになった。

出席者10名といつもの例会より少なめであったが、往年の名画と映画仕立てのオペラの名作「カルメン」を観賞した。いずれも長時間の作品であるが、皆疲れを知らず観入って満足げであった。

 

「南太平洋」

   ブロードウエイ版の監督であるジョシュア・ローガンが映画版でもそのまま監督をし、出演は
ミッツイー・ゲイナー、ロッサノ・ブラッツイーなど。 2時間51分の上映時間で完成し、先行ロードショーの後2時間38分に編集されて公開された。当時は珍しかった2ヶ月に及ぶ大規模なロケーション撮影がハワイのカウアイ島で敢行されて話題になった。

  しかしせっかくの美しい風景に、歌ごとに様々な色のカラー・フィルターをかけるという重大な演出ミスがあった為に(それは舞台の照明切替を意識した物だったのだが)批評家の意見は賛否が分かれ、アカデミー作品賞も「恋の手ほどき」に大きく差を付けられる結果となった。 しかし映画公開に先行して発売されたサウンドトラックの音楽が人気を牽引する形となり、興行的には国内外で大成功をおさめ、1950年代を代表する人気映画の一つとなった。 (映画の製作費500万ドルに対し、全米配給収入だけで1,850万ドルを稼ぎ出している。)「Wikipediaによる」

古く懐かしい映画だったが、リマスター処理(?)の効果かその画像の美しさに驚愕。

               以 上