バイアンプで聴く

アラン・ホヴァネスの世界

AAFC例会資料

2011/12/18

担当:脇田 隆夫


  
1.バイアンプについて

3年ほど前 根戸小学校の例会会場で今の装置をもっと上手く鳴らす試みが午後の特別例会にて2回連続で行われました。
SPの設置方法、教室の縦向きから横向きに、SPコード・電源コード交換、SP台に縦置き・横置きにするか、ツイタ―を外側・内側に置くか、内振りにするか、2WAYにするか3WAYにするか、ツイタ―レベルを+・ゼロ・-にするか。ウーハーレベルを+・ゼロ・-にするか。バイワイヤリングにするか。
最後に宇多さんの提案でバイアンプにしたところ効果絶大でした。しかし今は高域用アンプが故障、修理不能でバイワイヤリングで使用しています。今の会場は天井が高く以前の教室より良い音環境です。バイアンプ方式、この会場では如何でしょう。

 

2.アラン・ホヴァネス

1911.3~2000.6 アルメニア系のアメリカ人。67曲の交響曲など400余りを作曲した。20世紀中盤から、アルメニア系音楽の他、インド・ハワイ・韓国・日本にて東洋音楽の研究を始めた。夫人は日本のコロラトゥラソプラノ歌手である。カンタータ「富士山」のほか雅楽、長唄、浄瑠璃に題材を求めたのも多数あるようです。
癒し系、精神性、通俗的いろいろの感想があるようですが、ホヴァネス独特、自然の神秘の世界に一度じっくり浸ってみては如何でしょう。

(1) 交響曲53番 Star Dawn (星の燭光)  1~2楽章 13:56

     キース・ブライオン指揮オハイオ・ステート・コンサート・バンド  DELOS

(2) 交響曲2番 Mysterious Mountain(神秘の山)1~3楽章     

   17:00 シュウォーツ指揮 シアトル交響楽団 DEROS
   ストコフスキーの依頼で作曲、高い評価をうけた。 富士山がテーマとのこと

(3) And God Created Great Whales(そして 神は 偉大な鯨を創り給うた)
    12:14  演奏は(2)に同じ+ザトウクジラ 

    座頭鯨:最大のもので20m60トン 歌う鯨で知られる。通常、数分から30分 最長で20時間歌っているのが記録されている。20Hz~10kHz。地球外知的生命体あてに歌が録音されボインジャー1・2号に積み込まれた。 45分息をせず泳ぐ。

(4) 交響曲20番 Three Journeys to a Holy Mountain

    (聖なる山への3つの旅)から終楽章 6:49 演奏は(1)に同じ 

               以 上