【アナログへのこだわり】
現在では音楽ソースといえばCDが主流であるが、私は未だにLPレコードを主体に聴いている。しかもアンプは、プリ・メイン共に30年ほど経た真空管アンプを使用している。
理由は単純で、楽器の奏でる音はアナログ、スピーカーから出てくる音もアナログである。
であれば全てアナログで統一した方が自然な気がするからである。
それに加え、レコードをジャケットから取出し、クリーニングを施し、慎重に針を乗せるというプロセスが、小生にとっては音楽を聴く為の欠かせない儀式(?)であり序奏となっている。
【ドライカーボン(CFRP)との出会い】
音楽を聴くからにはより良い音でと色々試しているうちに『CFRP』の制振効果を知るところとなったが、市販品は極めて高額な為先ずはカートリッジスペーサーの自作にチャレンジ。
以降、次第にメニューが増え、今ではネットオークションを通じ多くの方々に使用頂いている。
【使用プレーヤーとドライカーボン製アクセサリー】
ターンテーブル:MICRO BL-91
トーンアーム :SME3010R(ナイフエッジは金属製に換装)+シェル:半自作黒檀製
カートリッジ :Ortofon SPU-GE(JICOにてリチップ)
MCトランス :Technics SH-305MC(アモルファス鉄心)×2台
装着アクセサリー:ターンテーブルシート(5mm厚)、アームベース、アームスタビライザー
SPU取付けスペーサー、ヘッドシェルワッシャー、カートリッジ取付けビス用ワッシャー、プレーヤー受け台(黒檀材との組合せ)
【演奏レコード】
コレギウム・アウレウム合奏団:ドイツ・ハルモニア・ムンディのレコード録音のためにフランツヨー
ゼフ・マイアーを中心に設立された。バロックから初期ロマン派まで古楽器(ピオリド楽器)を用い演奏
黄金と命名した由来は、録音に使われたフッガー城「糸杉の間」が黄金分割の原理に基づき設計され
ており、典雅で理想的な残響効果をもっていることにあります。
同合奏団は、古楽器演奏の草分け的存在で、以降アーノンクール、ブリュッヘン、ピノック等が続き日
本でもバッハ・コレギウム・ジャパンが1990年に設立されている。
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ベートーヴェン作曲 交響曲第3番「英雄」第一楽章
1、録音:1976年 キルヒハイム フッガー城 糸杉の間
2、コンサートマスター:フランツヨーゼフ・マイヤー 指揮者なし
3、総勢32名のオーケストラ編成
弦楽器:1st.Vn.:6,2nd.Vn.:5,Vla.:3,Vc.:2,Cb.:2
管楽器:Fl.;2,Trp.;2,Ob.;2、Cl.;2,Fg.;2,Hr.;3, Timp.:1
シューベルト作曲 ピアノ五重奏曲「鱒」 第四楽章 第五楽章
1、録音:1970年 キルヒハイム フッガー城 糸杉の間
2、ピアノ:イエルク・デムス(1830年製 ハンマーフリューゲル)
ヴァイオリン:フランツヨーゼフ・マイヤー(1785年製)
ヴィオラ:ハインツーオートー・グラーフ(1600年製)
チェロ:ルドルフ・マンダルカ(1760年製)
コントラバス:パウル・ブロイア |
以 上