タンノイ システム 215 レベルアップ作戦-2
AAFC例会資料
2012/03/18
総括 : 山本 一成
編集 : 堀端 俊雄

 
         
   

日  時 : 2012年3月18日(日) 午前9~12時

前回に引き続き、 我がクラブのメインスピーカー「モニター215」 のチューンアップ作業を実施した。
前回の作業でそこそこ音が良くなったのだが、まだまだレベルアップの為になすべき事は多い。
生憎の雨の中ではあったが、21名の熱心な会員が集合した。

出席者 : 佐藤、脇田、石井、渡辺、宇多、林、介川、堀端、後藤、上條、霜鳥、渋谷、福林、 鳥居、
       小川、島、山崎、山本、他 (計21名 敬称略、順不同) 

早速次の手順で作業開始。

手順 1. 前回セッティング  音鳴らし     
手順 2. スピーカー飾りエッジ修理
手順 3. ダクトパイプ脱落修理
手順 4. マランツDAC 設定 
手順 5. バイアンプ再調整・確定
手順 6. アナログ調整  MC 試聴

 まず、「215」の長年の整備不足で、飾りエッジが剥離、ダクトパイプが脱落、人間で言えば肋骨が骨折していて呼吸が困難で息苦しい状態、早く治療しないと可哀想。鳥居さんが中心になって、テキパキとスピーカーユニットを外して接着剤を使い取り付け修理を行う。さすが技術担当理事、頼りになる!途中スピーカーの圧着端子が折れる事故があったが応急処置で急場をしのぐが、次回に正しく修理予定。ここまでで約1時間、やっと元の状態に戻った。ここで試聴。まあ、悪くない。皆一安心し、次の手順に期待!

    

 今日の目玉、久寺家近隣センターに使用しないで置いてあった我がクラブ所有のマランツの貴重な(限定500台しか製造しなかった製品)高級DACを接続。すると明らかな音の改善に一同その効果に感心。良かったと一息ついた。

   ところが、渋谷さんから左右の音のバランスが悪いとの指摘。(渋谷さんはお歳のわりに耳が良い。・・・おっと、失礼しました。)、何故だろうと皆、持てる知識と経験で勝手な解決策を披歴するがどれも的を得ていない。
突然、脇田さんが叫ぶ!「間違えたぁー!」なんとピンコードの接続間違い、良くやる事だが、マニヤとしては恥ずかしい失態。その後両サイドの黒幕を開いたり閉じたり、スピーカを縦にしたり、何とか落ち着く。

  次に、もう一つの目玉、アナログプレーヤーの調整に入る。ここで、思いもよらぬ問題が発覚、ハウリングが酷い。やはり中古ショップで安く買った商品は問題が多いと反省しきり。今度はプレーヤーの回復手術をよってたかって始めてしまった。結果、もう修理不能の死に体と分かり手術中止。次回新しいプレーヤーを用意する事と相成った。

  今日の作業を振り返ってみてDACの導入の効果はあったものの、何ともスッキリしない、消化不良の1日であった。再度のチャレンジに期待したい。

  他方では「縁の下の力持ち」として映像を楽しむ為のプロジェクター、やっと昨年調達して高画質のワイド画面が楽しめる様になったものの、プロジェクターの設定を担当する者は最適画面を提供すべく毎回設置位置や高さ調整に苦労させられており、堀端が介川さんにひと肌脱いで貰い、ボルトで傾斜角の調整が出来る設置台の設計と製作を依頼、9時前から介川さん、上條さん、堀端の三名で作業を開始して凡そ2時間位で完成、次回から使用出来る様になったのは大きな収穫。

以  上