個性豊かな演奏と録音

 

AAFC例会資料

2012/08/26

担当 : 脇田 隆夫

       

1. 交響詩「はげ山の一夜」 ムソルグスキー             10:40

レイボヴィッツ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団  RCA 1962/1録音
ステレオ初期だけにステレオ効果をこれでもかと活用する。ウインド・マシンも使い大胆に改変。レコードの楽しみを強烈に味わえます。
録音は名エンジニア、ケネス・ウイルキンソン。デッカサウンドの生みの親、エンジニアにこの名前があれば名録音、迷わず買うべし・・との評判を随所に見ます。


2. ルーマニア狂詩曲 エネスコ                     12:02

アンタール・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団  マーキュリー1960/6録音
録音はロバート・ファインと夫人のウィルマ・コザート。マーキュリーサウンド・・リビング・プレゼンスの生みの親。うきうきとした旋律は夏バテ回復によし。

3. 序曲1812年 チャイコフスキー                    14:47

ニコライ・ゴロワノフ指揮 全同盟ラジオ・中央テレビジョン放送大交響楽団
boheme 1948録音
一緒に入っている6番悲愴はよくトンデモ演奏として紹介されていますが、この1812年も凄まじい演奏。最後のコラールはスターリン存命中の恐怖政治のためグリンカの曲に代わっています。

4. 交響曲2番 シベリウス                   1楽章  10:15
                                    4楽章  13:24

朝比奈 隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団   ビクター 1978/11録音
朝比奈さん シベリウスの交響曲は2番だけを10回公演しているそうです。
重厚・雄渾・壮大・・・よく聴くシベリウスとは違います。

以 上