オペレッタ「メリー・ウィドウ」 (1905) の素顔

 

 

AAFC例会資料

2012/10/28

担当 : 田邉 克彦

 
 お配りしたレジュメ通りにはお話できませんでしたので、以下に簡単に書き起こしました。
 
  オペレッタ「メリー・ウィドウ」(第1幕途中まで29分、及び第3幕21分) 
DVD(デアゴスティーニ、製作ユニバーサル・ミュージック)
演奏:チューリッヒ・オペラ劇場管弦楽団、指揮フランツ・ウェルザー=メスト、ダグマル・シェレンベルガー(ハンナ役)、ロドニー・ギフリー(ダニロ役)、2004年ライブ録音、録画。

DVDによって、「世界で最も愛されているオペレッタ」を、部分的ながら紹介した。
LP,CDでは、オペレッタの特徴である「語り」が省略されることが多く、魅力が十分伝わらない。歌を歌うことなく、語りだけで「狂言回し」をするニェグスと小道具の「扇子」を中心に、二組の男女の恋の行方を映し出した。
 第3幕は、カンカン踊り、「メリー・ウィドウ・ワルツ」、馬鹿馬鹿しいまでの展開の果てのハッピイ・エンド及びカーテン・コールまで、創意工夫の見える舞台で観客が大喜びするところまで。

このDVDは2時間5分あり、残念ながら全部を紹介できなかったが、その面白さは十分伝えられたと思う。

 

以 上