アマデウスの使徒たち

指揮者編 クラウディオ・アバド

AAFC例会資料

2014/07/06

担当 : 三田 公男

 

◎ 今年の1月20日朝、アバド(1933.6.26~2014.1.20)が、伊北部ボローニアの自宅で 死去しました。カラヤンの後継者としてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を率い、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場といった、世界に冠たる名門歌劇場の音楽監督を歴任。名実ともに、クラシック音楽界の巨匠と言える存在でした。

◎ 本日は追悼の意を込めて、「レクィエム」を聴きます。演奏は1999年7月16日ザルツブルグ大聖堂で開かれたカラヤン没後10周年記念コンサートのライブ録音です。 ベルリン・フィルとスウェーデン放送合唱団という理想のアンサンブルを率いて、敬虔な祈りが捧げられています。バイヤー版とレヴィン版の併用が試みられた意欲的な演奏です。

レクィエム ニ短調 K626

1.入祭唱(イントロイトウス)        4:28
2.主よ憐れみたまえ(キリエ)       2:26
3.続唱(セクエンツィア)

怒りの日  2:00
ラッパ高らかに響きわたる 3:17
みいつの大王 1:44
思い出したまえ 5:08
呪われた人々が 3:34
涙の日 2:51

4.奉献唱(オッフェルトリウム)

主 イエズス・キリスト 3:36
われらが捧げまつる 3:51

5.聖なるかな(サンクトウス) 2:00
6.祝せられたまえ(ベネディクトウス) 5:16
7.神の子羊(アニュス・デイ) 3:27
8.聖体拝領唱(コンムニオ) 5:12

マッテイラ(S) ハーニッシュ(S) ミンガード(Ms) シャーデ(T) 
ターフェル(Br)
スウェーデン放送合唱団  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)    1999年D・G録音 

 以 上

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