《 NHK番組クラシック倶楽部 にて放映の2012年11月 神奈川県『フィリア・ホール』 における演奏会より 》
◎ 「大公」はベートーヴェン 40歳(1811年)時の作品。
ベートーヴェンのパトロンであり弟子であったルドルフ大公 (神聖ローマ皇帝 レオポルド2世の末子。 1803、4年頃ベートーヴェンにピアノと作曲を師事した。 その後約20年間ベートーヴェンの庇護者を務めた。)に献呈された。
尚、クラリネットのパートはヴァイオリンにより演奏されることも多い。
◎ 演奏者 『ウィーン・フィルハーモニア・ピアノ・トリオ』
ヴァイオリン ・・・ ウェルナー・ヒンク
チェロ ・・・ フリッツ・ドレシャル
ピアノ ・・・ ジャスミンカ・スタンチュール
・・・演奏者のプロフィール・・・
※ ウェルナー・ヒンク
1943年生まれ。
1964年にウィーン・フィルに入団、1974年から30年以上ウィーン・フィルのコンサートマスターをつとめた。
その後も室内楽などで演奏活動を続けている。
※ フリッツ・ドレシャル
1947年生まれ。
1968年ウィーン・フィルに入団、1974年に首席チェロ奏者に就任。
現在もウィーン・フィルのメンバーとして活躍中。
※ ジャスミンカ・スタンチュール
ウィーンでノエル・フロレス氏に師事。1989年ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝、その後ウィーン・フィルのメンバーと共演を重ねている。