今日は朝からガムランを聞こう

AAFC例会資料

2015/04/19

担当 : 渡辺 肇幸

 

ガムランの二大中心地、インドネシア中部ジャワとバリのガムラン、一方は王宮の、一方は民衆の伝統音楽を取り上げます。

1 中部ジャワガムランの巨匠―王宮の煌めき

インドネシアの古都、スラカルタ(ソロともいう)王宮(サルタン家)に伝承されている宮廷儀式の音楽。グンデンボナンと総称される音楽より、グンデンイモウィネンド(スレンドロ音階ヌム調)                          約28分

独立後インドネシア各地のサルタン家は、ジョクジャカルタのサルタン家を除き、廃止されました。ただ伝統文化の継承や維持に関して、大きな存在感があります。
この音楽は重要な儀式の前夜及び当日朝から演奏され、邪気払いや雰囲気の盛り上げと共に、祖霊や精霊へのもてなしであるとされています。

1992年スラカルタ王宮にて録音。キングレコード。

2 バリガムランの精華―スカワテイ村のグンデルワヤン

グンデルとはワヤン(影絵芝居)の音楽ですが、この2曲はその前に演奏されます。

スカル スンサン     6分
スレンドロ         7分

3 こんなガムランもある

おそらく第2次大戦中に作られたものでしょう。

 

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