アバド・ラスト・ルツェルン

ルツェルン音楽祭オープニング・コンサート

AAFC例会資料

2015/08/09

担当 : 濱口 英雄

 

Ⅰ.(DVD)
   A.シェーンベルク(1874-1951)
      「グレの歌」より間奏曲、山鳩の歌   ……   (22.22)
       C.アバド指揮
          ルツエルン祝祭管弦楽団   藤村実穂子(アルト)

(注)物語はデンマークの詩人ベーター・ヤコブセンによる民話的な詩で、デンマークの王ワルデマールが少女トーヴェを愛し、グレの城で密会を重ねるが、トーヴェは嫉妬した王妃ヘルヴィッヒによって毒殺され、悲嘆して神を呪った王は亡霊となって国をさまようというもの。

この間奏曲山鳩の歌は、3部からなる全曲の第1部の最後の部分。
間奏曲は、それまでのワルデマールとトーヴェの愛の場面を受ける形で、トーヴェの死を暗示する。
山鳩の歌はトーヴェの死と葬送、ワルデマールの嘆きの有様を山鳩が語るもの
3連音の鐘が響き、犯人が王妃であることを告げるラストで最高潮を迎える。

Ⅱ.(CD)
   W.モーツアルト
     ピアノ協奏曲第25番ハ長調K503
       第1楽章 アレグロ・マエストーソ   ……     (14:19)
       第2楽章 アンダンテ         ……      (7:02)
       第3楽章 アレグレット        ……      (9:23)
        M.アルゲリッチ(P)
        C.アバド指揮
           モーツアルト管弦楽団

 以 上

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