西洋の音楽と東洋の音楽

AAFC例会資料

2017/07/09

担当 : 渡辺 肇幸

 

第1部 西洋の音楽

J.S.バッハ チェロソナタ 第2番 3 アンダンテ BWV1028 聴き比べ

1 パブロ・カザルス(チェロ)、パウル・バウムガルトナー(ピアノ)6:42 1950
2 ピエール・フルニェ(チェロ)、スザナ・ルイジチコバ(チェンバロ)4:19 1973
3 ミッシャ・マイスキー(チェロ)、マルタ・アルゲリチ(ピアノ)5:34 1985

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第2部 東洋の音楽―インドネシアの歌謡曲を聴いてみよう

クロンチョンkronchongといわれ、16‐17世紀に来航したポルトガル人の音楽に、その淵源があると言われる。原則として打楽器を使わない。

1 シン・シン・ソー Sing, sing, so JVC World Soundsより。
    スマトラ西部、トバ湖地方に住むバタク人の音楽、これからボートに乗ってゆく。

2 Terang Bulan月の光

3 Sarinadeセレナード

4 Bengawan Soloブンガワンソロ

試訳:ブンガワンソロ(ソロ川)、その物語は昔から、人々の心を引き付けてきた。乾季には、水はそれほど多くないが、雨季には遠くまであふれ出る。その源流は、幾千もの山に囲まれ、水は遠くまで流れ、ついに海に流れ入る。そこでは昔から商人たちが舟に乗って商売をしている。

5 Widuriウイドリ  The Best of Broery Marantikaより。

1976年作曲され、マレー文化圏(インドネシア、マレーシア、シンガポール他)で爆発的な人気を得た。今でも人の集まる空港などで聴くことができる。

試訳:過ぎ去った季節のある夕暮れ、霧雨が降っていた。ぼくはきみの顔を見つめ茫然となった。虹の光の中に、きみは微笑んだ。きみの微笑みの意味が分からず、ぼくは後悔した。
涙を拭きながら、きみはきみの悩みをささやいた。
きみは先のことはわからないほど長く、悩みながら孤独だったのか。ぼくは心に傷を負ったきみを抱きしめたい。
ウイドリ、月のように美しい----わが愛。ウイドリ、絵のように美しい----わが愛。
ウイドリ、ぼくのために、心の扉を開いておくれ。ウイドリ、愛しているよ。
(以下繰り返し)

最近はこのような音楽もYoutubeで聴くことができる。

6 その他 時間があれば、数曲。                     

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以上