本日持ち込みの装置
プレーヤー ターンテーブル ガラード401 アーム SME3009
カートリッジ オルトフォンSPU-GE
昇圧トランス タムラTK1311
プリアンプ イコライザー部 E92CC2段 CR型イコライザー
フラットアンプ部 12AU7 SRPP回路 1段
メインアンプ 出力管 6CA7(3結シングル)
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試聴レコード
1.ウェーバー作曲
舞踏への勧誘 (B) 宮沢明子(ピアノ) 9:00
2.リスト作曲
ノクターン第3番「愛の夢」(S) 同 4:00
2曲とも宮沢明子24歳の時の録音、舞踏への勧誘は彼女のリズム感覚の良さが際立った演奏でピアノの音色も見事!このレコードを聴く度に今でも新鮮な思いがしています。彼女は1941年生まれで77歳ですが現在も活躍中。
ピアノは使い分けて演奏され (B)ベーゼンドルファー (S)スタインウェイ
と成っています。 録音 1965 相澤昭八郎
3.ショパン作曲
バラード 第1番
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) 9:00
バラードは抒情的な歌詞をピアノ曲に転用したものでショパンは故郷ポーランドの叙事詩人アダム・ミツキエビッチの詩を読んで4曲のバラードを作曲しています。この曲のもとに成った詩の内容はポーランドの隣国、リトアニアの若い王子が捉えられ十字軍の騎士にされ、スパイとして祖国に送り返され死刑となった悲劇で曲はラルゴに始まる美しい旋律と激しい情熱的高まりから出来ています。
4.ショパン作曲
スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31 5:00
ルービンシュタイン(ピアノ)
冗談を意味するスケルツォと成っていますが冗談とは程遠い深刻な表現で4曲のスケルツォ中で最も広く知られた傑作です。曲はプレストの独特な主題で始まり、この主題の問と答えが同時に開始する様な曲と成っています。
ショパンは作曲の年(27歳)に故郷のワルシャワからパリに来た恋人マリアに求婚しますが彼女の父からショパンの病弱を理由に断られます。失意の心境か、怒りに満ちた問に失恋の悲痛が強力に応える、その様な感じの曲と成っています。
5.モーツァルト作曲
ディヴェルティメント(喜遊曲) 第1番 ニ長調 K.136 10:00
ウィーン八重奏団
モーツァルト16歳の時の作品、弦楽四重奏で書かれていますが演奏方法に指定は無く、このレコードでは弦楽四重奏にコントラバスを加えた演奏となっています。 曲は3つの楽章からなり、爽快優美で始まる第1楽章は特に印象的で若いモーツァルトの才能が燦然と輝いた作品と成っています。
第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ 第3楽章 プレスト
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6.鬼太鼓座
鬼太鼓座は1969年創始者、田耕(でんたがやす・本名 田尻耕三1931~2001)氏の元、若い者が集まって佐渡ヶ島で「鬼太鼓座」を結成、共同生活をしながら朝6時より毎日20Km~60Kmのマラソンで体を鍛え玄米を食べながら太鼓、三味線、尺八などの訓練に没頭する集団です。
現在は東秩父村、会津村にも合宿所を設け全国で公演しています。演じる姿は褌だけの裸で鍛え上げた背中も見所とされています。大太鼓は3尺8寸(1.25m)重量350Kg,太鼓の曲打ちは無く、ひたすらに打ち続けて世界各地に公演し全国に和太鼓の魅力を広げ各地に和太鼓愛好会のきっかけを作ったとされています。
(レコードのライナーノートと鬼太鼓座のホームページより)
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鬼太鼓座 2 (録音1978年)のLPより
(1)由比ガ浜3:00
(2)太棹4:00
(3)三国幻想 9:00 計16:00
1~6 合計53:00
以上