「嶋護の一枚」から数枚

AAFC例会資料

2018/07/15

担当 : 脇田 隆夫


 

優秀録音とは何か? 良い音のするディスクを追い求める著者がステレオサウンドに書き続けたディスクレビューを単行本化した本です。

本誌には40枚のCDが紹介されています。
とりあげられたジャンルはクラシック、JAZZのみならず、映画音楽、ゲーム音楽までと幅広い。
録音機材、ホール、エンジニア、演奏家、制作過程から時代背景まで、情熱と驚くべき含蓄の深さに読むたび新しい発見があります。

1.マーラー交響曲第3番
  ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団第1楽章 32:29から
  1962 年ボストンシンフォニーホールRCA
*CD化で明らかになった雄大なコンサート・パースペクティヴとオーケストラの巨大なインパクト

2.アントニオ・リジー・アット・ザ・ブロード~ミュージック・フローム・アルジェンティーナ

アントニオ・リジー(チェロ)他  ピアソラ:オブリビオン(忘却) 5:33
ヤーラン・レコード2009年 サンタモニカ、ザ・ブロード・ステージ
*黄金時代のマーキュリーやRCAに通じる貴重なオーディオ・ファイル録音

3.チャイコフスキー交響曲第4番 オールソップ指揮コロラド交響楽団

第1楽章 19:25
第4楽章 8:38
2009 年コロラド州ベッチャーホールナクソス
*現代録音の最高水準がどこにあるかを示すハイファイ・ピース

以上