♪イングランド民謡♪
―とかく気が付かない唄の数々―
AAFC例会資料

2018/09/09

担当 : 田邉 克彦


 

 

 英国(イギリス)の正式名称は連合王国(United Kingdom=UK)で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの四地方からなる。
 それぞれが特色ある文化、音楽、舞踊を誇るが、民謡に関しては、イングランドにはあまり目立ったものがない。
 これは、UKの盟主として国全体を意識して、あまり地方色を出したくないという政治的配慮が働いているのと、マザー・グース(童謡ながら)という巨大な資産があるためで、実際は優れた民謡が隠れている。その中の幾つかを、オーケストラ、独唱、合唱で紹介したい。

 いずれも古いLPレコードです。

1.オーケストラ曲(ブリティシュ・コンサート・オーケストラ)

English Country Gardens
Scarborough Fair
Helston Floral Dance
Green Sleeves
Pride of London

2.独唱

The Keel Row (キリ・テ・カナワ)
Green Sleeves(同)

        Home Sweet Home(4:13,ジョアン・サザーランド)

3.合唱

Sweet and Low(3:10,モルモン・タバーナクル公会堂合唱団)

音源:1は”Our Musical Heritage”, Contour records 2870 412(1975), 2は”Come to the Fair”, Angel records EAC-90210(1983) と”Home, Sweet Home”LondonSLC1393, 3は”The Old Beloved Songs”, CBS Classics 61290

以上