oboeが好き!

AAFC例会資料

2018/09/23

担当 : 大久保貴枝子


 

 よくオーケストラのレヴェルはオーボエとホルンの腕前を聴けばわかるとも言われています。ちなみにギネスでもオーボエは世界で一番難しい木管楽器として認定されています。(ホントです。)
次にオーボエは楽器を吹く他に、リード作りが不可欠になります。良い音を鳴らすためには良いリードが必要ですが、リード作りは難しく温度や湿度や体調によっても左右されやすく大変です。2枚のリードを支える口の形。口の周りの筋肉も使うので、慣れるまでは音がゆれたり、正しい音程で真っ直ぐ音を出すことが難しかったり・・・。
このようにオーボエはリードで音と音程を自分のものにして作っていかなければならないという点で、他の楽器よりも「難しい」と言われています。
たいていのオーボエ奏者は楽器を吹いて練習する時間よりも、リードを削る時間の方が長く、 0.1㎜の世界に勝負をかけて削っています。


若尾圭介

1962年生まれ。
ボストン交響楽団の準首席及びボストンポップスの首席奏者。
高校2年の時にアメリカにわたり、ボストン響在籍は27年。オーボエ人生は40年(2015年時点)

「若尾圭介とボストン響の仲間たち」より  PTC5186-018
①モーツァルト オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
1楽章 アレグロ 2楽章 アダージョ 3楽章 ロンド;アレグロ

 

 

 

茂木大輔

1959年生まれ。
1990年よりNHK交響楽団の首席オーボエ奏者。
作曲、企画、執筆、メディアへの出演・演奏活動と、多岐にわたる。

「パリのアメリカ人」より MM-1062 
② 「ガーシュウィン・ラプソディ・イン・ソングブック」
編曲: 港大尋

 

 

宮村和宏

1979年生まれ。
現在、東京佼成ウインドオーケストラ副コンサートマスター
Ensemble Contemporary αメンバー。昭和音楽大学、洗足学園音楽大学にて非常勤講師。

「Prominence」より KOCD2525 (P)三橋敬子
③ タンゴの歴史 ピアソラ 「1930年のカフェ」
④ シューベルト・ファンタジー「野ばら」 「アヴェ・マリア」「ます」
⑤ 「カルメン・ファンタジー」   ビゼー

以上