ラフマニノフ 晩祷 を聴く
2006年12月
佐藤 久男


  10月6日(金)目白の東京カテドラル聖マリア大聖堂で,AAFCの
メンバー9人と 聴いてきました。  
年に一度(昨年から二回公演)、この曲だけを演奏する東京トロイカ
合唱団の演奏会です。    
5年ほど前から演奏会場を東京カテドラル聖マリア大聖堂に移しています。
 
丹下健三設計のコンクリート打放しの味気ない?教会ですが、残響時間が
4秒近く あるので 宗教曲にはもってこいの会場です。    

作曲がラフマニノフ、曲が宗教曲の晩祷となると、よほど宗教曲に興味のある
人で ないとまず 出掛けません。  おまけにチケットはピアなどは販売されておらず、メールか電話で 直接申し 込まないと手に入りません。  
聴いた人からの口コミ、レピーターなどで満員の聴衆です。
   

ラフマニノフの最高傑作、今世紀最大の宗教曲など賛辞が絶えません。    

無伴奏の声楽4部でロシア聖教のメロディー、ラフマニノフの作曲したメロディーからなり 重厚、華麗、荘厳な曲は宗教心のない私にも心を揺さぶる感動を与えてくれました。  
毎年この曲を聴きながら一年を無事過ごせた感謝の気持ちで一杯になります。
   

今年も山本さんから皆さんにご案内していただきました。  
来年もご案内しますので是非一度お聴き下さい。