音の書棚から10冊
脇田隆夫
大事にしている蔵書ですが何時でもお貸しいたします
平成19年5月


タイトル
オーディオ彷徨
著者
岩崎千明遺稿集
出版社
ステレオサウンド社刊
コメント
「 D130 との出会い」「おれのバックロード・ストーリー」は私のシステムの根幹をなす部分でもあり繰り返し読んでは教えられております。文章が熱く迸る。
タイトル
音の夕映え
著者
池田 圭
出版社
ステレオサウンド社刊
コメント
ウエスタンに魅せられたオーディオ界の巨匠が熱き思いを淡々と語る。装丁が念入りで愛蔵本に相応しい。
タイトル
虚構世界の狩人
著者
瀬川冬樹
出版社
共同通信社刊
コメント
趣味、道楽の全てには、必ず人柄が映し出される。ステレオも然り、なれば音を通して自分の裸の姿が他人にはありありと見える。映った自分を観察するもう一人の自分を意識しながら、写し出された自分自身を磨き、さらにより高い、より深い境地へ向上したいと言う。人生の達人たりたいと思う志に感銘。
タイトル
オーディオの系譜
著者
瀬川冬樹
出版社
酣燈社刊
コメント
自分の理想に近い、自分の理想の音を再現してくれそうな SP を選ぶこと、めぐり合うところからオーデォオは始まると言う。
タイトル
音楽 オーディオ 人びと
著者
中野英男
出版社
音楽の友社刊
コメント
オーディオの目的は「感動の再現」 でもある。様々な挿話を交え日暮れて道遠しと思いつつも進むべき道はあると。謙虚な人柄がにじみ出ています。
タイトル
オーディオ巡礼
著者
五味康祐
出版社
新潮社刊
コメント
 
タイトル
西方の音
著者
五味康祐
出版社
新潮社刊
コメント
 
タイトル
天の声 西方の音
著者
五味康祐
出版社
新潮社刊
コメント
 
9
タイトル
人間の死にざま
著者
五味康祐
出版社
新潮社刊
コメント
6〜9は晦渋な文章もあるが読み直すたびに新たな発見があります。
10
タイトル
音楽談義
著者
小林秀雄と五味康祐対談  テープ
出版社
コメント
例会でも一部ご披露いたしましたが、歯切れの良い小林秀雄とトツトツとオーディオの悩みを問いかける五味康祐の会話が実に興味深い。