2008年10月7日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ その 第9話

あるオジサンの回顧録


やってはいけない その1 実験  電子爆弾

 やってはいけない事は世の中色々ありますが、昔2B弾という筒状の爆弾がありました。
いくらか忘れましたが、マッチの様に火を着けて破裂させるものです。水中でも火が消えず、バーンと破裂します。 黄色い煙がたっていい音が聞こえます。
電解コンデンサーの容量と耐圧の低い小さなものが大量に手元にあったので、煙の出ない任意のタイミングで爆発するやってはいけない爆弾の実験をしました。
 つまりコンデンサーの両端にAC100Vをナイフスイッチで掛けるのです。なかなかいい音で炸裂いたします。良いことに火薬の燃える時間と違ってスイッチの入れた後でほぼ2から3秒でいい音がします。ゴミがそれなりに出ますし、飛び散る面積も広いことで狭いところでやらない注意が必要です。またスイッチを入れたままで次の電解を繋がない注意が必要です。あまり容量の多い電解をつなぐとAC100Vがブレーカー遮断します。

やってはいけない その2 実験  高圧発生

 可愛い出力トランスと乾電池1個と多少の配材を用意いたします。本来スピーカーをつなぐ所に乾電池とスイッチをループにつなぎます。二次側のインピーダンスの高い端子にお友達何人かでみんなで手をつないで渡します。よーいドンでスイッチを入れます。
 どうなるかって、お友達から完璧に袋叩きに合います。やめましょうネ。

やってはいけない その3 実験  破裂 爆縮

 大きな石を四隅において白黒ブラウン管を下にして後ろのガラス管の筒を上に向けて置きます。いつも見ていた画面の下に握りコブシぐらいの石を挟みます。
 十分に離れた場所からお友達を何人か集めてダーツの要領で変わりばんこで石をガラス管の筒の根本に投げます。見事当たるとガラスの筒の部分がロケットのごとく空中を飛び上がります。近くから挑んではいけません。

 以上のことはあとしまつをちゃんとやって下さい。小学校の頃は以上のような悪さをしていました。 今から考えるとひどいことを遣っていたものです。 

10回目に続く