2009年03月01日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第17話

あるオジサンの回顧録


  AUDIOの文字の元に趣味の一部として好みの音楽を聴きたいがゆえに、軍資金の無い紅顔の美少年は(本当かなー)自作の泥沼に入り、破壊主義者の壁を乗り越え、いつしか身の回りに他人から見たらくだらないガラクタが散乱(産卵)している状態です。
 
  さて産卵しているガラクタも電気を入れるとそれなりの動作をすればいいのですが,あに計らんや、期待に沿わない動作をするのがガラクタの宿命。又これに痺れて楽しみであるのもこれ趣味の世界、動作しないほど脳みそのアデノラミンが放出され、そんなら動くようにしてやるワイ、動かんかい!・・・・・・。

 大抵この様な経過をたどったガラクタはそのままで部屋の片隅に鎮座ましているのが落ちと成ります。
 
この様な手術道具として半田ごてが出てきますが、これが曲者で、使用するオジサンの頭も手先も曲者なのに、好みの半田付けができるまでにはとてつもない時間がかかります。

 世の中色々な半田付けのアドバイス本があり初心者向けのほうが懇切丁寧に書いてありますが、いざやってみるとそうは行かない蛸ミキレ、おかしいな?おかしいな?、で半田の紐はどんどん短く、脂の煙が立ち込めると言う次第。

 気が付くとせっかくの部品も半田コテの熱でおかしくなり、接続されている配線のビニール紐の樹脂が溶けてデレデレ、半田ごてを持っている本人はますます落ち込み(ア出ノラミン)が大放出の落ちのようで、この様な時は一時(休戦)したほうがよろしいようで。
 
 何回も、何回も、何度と無くで覚えるのが半田付け、職業として何も解らず電子機材の製造会社に入って半田付けを学んだ人のほうが遥かに上手な半田付けが仕上がります。

 紅顔の美少年も、厚顔のブ少年になると、ずうずうしこと平気になり、ツナッガッテいればいいんだろう、式の心境になり、動作はするがどこかに運ぶと????。
 どこかで貴方もヤッテイマセンカ?自作機器の移動には半田ごての添付品がないと心配な人は?あなたです。                    

第18回に続く