2009年04月13日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第21話

あるオジサンの回顧録


  世の中がデジタル化の波の中でアナログレコードを未だに探しているのは時代遅れか?とも思いつつ、最近のテレビで、コマーシャルにレコードプレイヤーにLPが回ってオルトフォン(音ると不穏)の カートリッジが写っていて生命保険の宣伝とくれば、余命のある内に全部のソフトを聞かなくては、と思うのはハイ、私だけか?

 テレビがデジタル化するといっても、今ある1−12CHUHFのアナログ放送を移行するとUHFの放送バンドは残るがVHFの周波数はそっくり何に使うんだろう。よく解らないままに2年後に今あるテレビ関連の機材はゴミになってしまう。家電やさんに行くと、簡単なデジタル受信アダプターが1万円から2万円で販売されている。最近アメリカのハワイで放送波がデジタル化された時に同じアダプターが4000円ぐらいで販売している価格の差はどうしてなんだろう。

 アナログで育ったおじさんにはさっぱり解らないことが多い世の中に成ってしまった。
レコードの刻みを見ながら、ウン ここが大振幅でカートリッジ(火−トリッ時・・わかるかなー)の針先が飛ぶ所か、なっとく。があったのに今ではまあるい円盤で同じなのにそれすら己の目玉では見えない、真ん中に穴が開いているのは口径こそ違えども同じなのに。オマケにつるつる(つるつるは私の頭だけでけっこう)回していることも同じだが光で拾って音が出てくるとは!モーついていけない。

 そこで一念発起、色々資料を探し、書籍をひもといていくと昔なら本がばらばらになるのに最近は接着剤のおかげでところどころの怪しげな知識を頂いて、何となくこんなことかなー・・・・アナログをばらばらにして、2進法の白上げて赤下げてお次は赤上げて白下げないでついでに、足上げて、それは無いか・・・ハイ・・。とやっているようです。
せっかくばらばらにしたのにまたフイルターにかけてもとどうりにしているようで。なんでかな?

 最近リサイクルショップにLPEPのレコードが無くなってしまった。たまに有ってもリサイクルショップのたらい回しで右のお店で無くなると左のお店でごっそり同じものが流れている状態で裏でつながっているのだなと感じ入った次第の今日この頃である。

22回に続く