2009年12月13日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第34話

あるオジサンの回顧録

  
  世の中年末、木枯らしの季節ですが、わが財布の中身も木枯らし状態。落ち葉も色変わりも終わり、木々の枝ばかり目立つ師走になりました。
AAFCの恒例の忘年会も、もうすぐです。 何かと出費の掛かる12月、忘年会分の資金も稼げないまま、時間が過ぎていきます。
 このほど会員の中で、お家の都合で手持ちの機材の放出がありました。定例会の後で、午後から大量のパーツとレコード、LD等が出されました。売り上げはAAFCに寄贈されましたが、参加した皆さんはそれぞれの獲物を持って帰られました。

 ソフト派はLPにたかり、ハード派は部品と、コード類にタカッテいました。意外と使わなくなった、機材は始末の付き様が無い時がありますが、何人かは、ついでに持ち込んで不用品を始末したようです。

 ふと身の回りを見回して見た時に、家族の迷惑顧みず、寝るとこ以外は趣味のダンボール箱が積み重なり、居住区間は狭まっています。後、何年遊べるのか考えると、(まずいなー)
と、感じ入っています。趣味の一環として、低周波いじくりごっこ以外に、無線ごっこも40年も続けていると、異常な量の屑も集まっています。本格的に整理しないと、(捨てないと)やばい年齢になってしまいました。
 
 ふと家の外に出ると、もう、30年以上建っている、無線用の鉄塔がメンテナンスもされず、風雨にさらされています。  ウーん この始末もやばいな・・・の心境です。

 捨てる神あれば、拾う神あり。と申せばいいのですが、捨てられないのが、ジャンク狂時代の諸先輩に仕込まれたこの困った特性。整理術にたけた性格ではないので、屑だか、良いものだか、他人には解らないものが蓄積されている。

 捨てるか、整理すればいいのだが、捨てない、整理しない、となると、行く末が恐ろしい。 日本語にいい言葉があるのを思い出した。  じごうじとく・・・・。

 さて、このあとわがやのジャンクをどうするか?年末から年始にかけて考える年になってしまった。         

35回に続く