2010年03月15日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第35話

あるオジサンの回顧録

  
  最近の炊飯器は喋るぞ?と、友人が言い出して、嘘だろう、との話題になって、喋るナビゲーターが有るのだから、有るんだろうなーと、聞いて見たら、炊き上がりの時に、ご飯が炊けました、かき回してください。と、音が出るんだそうな。

 その、昔、組み立てた音の出る時計があったが、クロック周波数でなんとも言えず、の音声が出ていたのが思い出されます。随分、最近の合成音が良くなって、聞き易く、自然に流れるように聞き取りやすくなったものと、これぞ技術の向上と考え出した人はえらい!

 ご飯が炊けると、お知らせしてくれるのはいいが、朝帰りの初老のお父さんは、どんな若い子が台所に居るのか?どきどきして、見に行ったら、何てこと無い、炊飯器が呼んでいたと言う羽目に陥るのである。山ノ神が炊飯器が壊れたので前の日に買って初めて使った朝の話である。

 シンセザイザーでの発信機の組み合わせで、バッハの曲を作り出し、LPが出たのは何年前でしたっけ。え?こんな事ができるのと、面白いなーと感じたのは大昔になってしまった。

 その後、テラークのCDソフトの中に、1812年の曲があるが、なんと2種類のソフトがあり、冗談音楽の方は、最後の大砲の音が,かたやキャノン方の音でもう一つはなんと風船を割る音を入れているのが、ふっと思い出してしまった。

 シンセサイザーを使ったバッハのLPが出た時も、どんなかなーと、買ってしまった私も、当たらし物好きだったんでしょうな。

 最近はどんな家電製品も喋るのはあたりまえ?なのか知らんが、ピーピーと携帯電話の音と紛らわしいい音を出すより,どの家電製品が自己主張しているのか解るだけでもまだいいのかもしれない。

 もっとも段々耳が聞こえなくなる年頃の我輩としては、ピーピー音が似合っているのかも知れない。

36回に続く