2010年04月12日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第36話

あるオジサンの回顧録

  
  久しぶりに、自作AMPの調整に測定器をひっぱり出して、並べたのはいいが、やれ測定器のつなぐコードが無いとか、負荷用のつくっておいた、抵抗は何処に仕舞ったんだろう。と悪戦苦行をしてしまった。

 測定器においては、低周波発信機のダイアルがこけてしまって、機械的故障を発生して本来の作業を進めるのに、測定器の修理からはじめる羽目に陥った。

 日ごろ整理整頓とは無頓着な性格が丸見えの状態・・・・生活の為に遣っているのでは無いので、まーこんなもんかなー。・・・・と、自己納得。

 友達からいただいた、オシロスコープが高級品で、表示画面には測定周波数は出てくるは、ひと目盛り何ボルトか画面の隅に表示されるしろもの、つまみの類は、押しボタン式で久しぶりに操作すると考えながらになってしまう。昔式のダイアル式の方がなじみ易いのは、アナログ人間で育った成果なのかもしれない。
 
 テレビを見ていたら、3月になってアナログの時計が良く売れているんだそうな。ナンでかなー、思ったら新しい社会に出て行く人たちが購入するんだそうで、季節柄売れるんだそうな。それ以外で、携帯電話の時計を見ればいいのにと思うが、かっこよく決めたファッションの腕にそれなりの時計があると決まるんだそうな。

 新社会人はデザインに凝ったのではなく、シンプルな時計が相手の印象もあり、ひとりに一つは持っていたい様である。スーツまで決めて、腕時計が無いのは、ちーとシマラナイト言うことかと納得。

 時と場所によって、腕時計で時をはかる方がかっこいい?携帯電話の表示をイチイチ覗くより、さりげなくぱっと見る腕時計のほうが正解か。わたしゃ、このときもアナログ時計のほうが、瞬時に判断できて快適である。長年のパターン認識の訓練の結果かである。

 ずるがしこく電車の中で、己の視力の限りの範囲で他人のつり革越しの腕時計を眺めて、何時かなーと見てしまうのも、アナログが最高である。デジタルは良く見えない。

37回に続く