2010年08月16日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第40話

あるオジサンの回顧録

  
 
街中を車で走ると、最近、地上デジタル放送用受信アンテナが目立つ様になって来ました。あと1年もすると、アナログ放送もある日突然、停波して、いつも眺めていたガラスのブラウン管の所には、砂嵐の画面しか映らなくなり、アー時代は変わったなーと実感するのも、もうすぐです。少し気になるのが、東京タワーから現在出されている、デジタル波はスカイタワーから出る事になるようですが、スカイタワーの完成日時と、東京のデジタル波の切り替え日時とこのタワーの運用開始にずれがあることです。

物は試しと、調べたところ、私の住まいから、東京タワーの方角の中間に、スカイタワーが存在する事が地図上において確認できました。と言うことは、アンテナの方向は一度決めてしまえば、放送のタワー変更に伴い、私の所は、受信アンテナの指向性の向きは、基本的に変えなくてはいけない位置では無いようです。

近くのお店で、テレビ用デジタルチュナーを売っているのを、1台購入しました。昔のUHFのチュナーが搭載されていないテレビの時代、アダプター式にUHFチューナを付けていたのを、思い出し、まさしく、同じ感覚です。

アンテナが無いので、今までのVHFアンテナに接続して見ました。結果は、受信できる局と、出来ない局が、あります。今までの使用周波数に対し、約2倍の周波数に相当する周波数です。ヶーブルの損失から考えると、可なりのレベルの減衰です。

チューナーにも依るのでしょうが、あるレベル以下だと、まったく画像になりません。モザイク状で画面がフリーズしてしまいます。デジタル受信の時はそれなりのレベルを稼がないと画面として成立しません。これはBSアンテナの口径の小さいアンテナを使用した時、デジタルの受信において、可なりの夕立とか、雪が舞い落ちてきた時と、同じ条件です。又、日によっては、せっかく受信できていたのに、送信地点と、受信地点の間の天候により、受信が不可能になるパターンがある事が、わかりました。サーどうしたものか?
まだまだブラウン管式テレビは映っているし。捨てるのだけでも財布は軽くなるし・・。

41回に続く