2011年04月25日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第49話

あるオジサンの回顧録

  
 毎朝、午前3時過ぎに届く新聞の朝刊で育った世代人は、新聞情報源をたよりにジジイは朝食を食べながら、口をもぐもぐさせて習慣行動として、新聞を開くのです。

情報を読み取るスピードは歳のせいで衰えているとは言え、なれとは恐ろしいものでお気に入りの人生相談あたりから始まり、ふむふむ、と思いつつ、連載漫画を確認し、この世はどうなるんだろうと、天変地異で年金の消滅を無いことの確認を無意識にして、俗世間の話題のサーチを行い、近所のご婦人ともある程度の時候の会話のネタを仕入れるのであります。早めの話題を仕入れることで、あらーよく知っているのね、と言われ近所の老齢のマドンナの前で、得意となり鼻の下をグーと、伸ばす事にあい成るのを生きがいとするジジイであります。
 紙のインキの匂いも印刷技術の向上で昔ほど、そんなにしなくなり、大まかなポイントを斜め読みの技術で読み取るテクニックは年の功と成り、ますます早くなります。所がいかんせん、コントロールのメモリーがくたびれ果てているので、覚えたつもりが、片っ端から消滅していくので暫く経つと思い出せません。あなたも自覚がある内はいいんですが・・。
 新聞の場合は、老眼鏡の見える範疇で一括して、パターン認識で読み取り、隣の見出しも一括して脳裏に何となく入るのは新聞の強みであります。斜め読みのテクニックを身に付ければ、俗世間の話題には短時間で着いて行けます。頭の回転には、なかなか刺激に成ります。
 パソコンのインターネットでは立ち上がりのセオリーが、いらいら します.毎年短気になる傾向のジジイは、ナンで電気も喰いつつ読みにくい発光ダイオードの光を浴びながら、本文以外のうるさいコマーシャルをねずみと名前のついたものを握り締めながら、よけるテクニックを使ってNEWS情報を拾わないければいけないのか、うんうん と苦しむことにアイ成ります。
 パソコンでは飯を食いながらお箸もねずみも握れないじゃないか! 怒 と。オマケにご飯粒の混じったクシャミでもしようものなら、お茶碗のお茶ずけのお茶がパソコンに入って使えない!新聞なら・・・・。余白に字も書けるのに! とジジイの独り言。
      

 今日も、新聞を広げながら、老眼鏡をずれているのも気がつかず抜けた歯でもぐもぐと食べながらNEWSネタを読んでいる爺がいるのです。・・・ハークション・・キタネエナ。

第50回につづく