2011年06月14日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第51話

あるオジイサンのお話

  
 いよいよアナログ放送のテレビ電波からデジタルの放送の本格的幕開けにあと何日かの余裕もなく押し迫ってきました。 外見上新規タワーも工事が終盤です。

アナログの従来のテレビ受像機でお馴染みの放送を見ていると、月曜日の早朝等の時間で番組の開始前に放送局によっても変わりますが、試験放送の電波テストパターンが出ている時に画面の中にアナログと表示されているのは此処最近ですが、放送設備メンテナンス調整試験放送のとき、必ず送信している放送局を表すために、コールサインと呼ばれる表示が表されます。

 テレビ電波を表示するためにコールサインと呼ばれる表示の4桁のJから始まるJOXXの後に続くハイフォンの後ろにアナログ放送の時はテレビ放送を現すTVの表示が出ますがアナログ放送の終了と共に見ることが出来なくなります。

 デジタル放送の同じ放送局の時はこの表示がTVの前にDの記号が入りDTVと表されます。マニアックと言えばそうですが、好き者はこんな所にも無意識に老眼の眼をひん剥いて何となく気にしてしまうのです。今の内にビデオテープに取っておくかな。

 このビデオテープも何年か内に、何処にもお店の店頭から消えうせ、希少価値が生まれエゲツナイ値段でインターネットで取引されるんでしょうか?

 意外と利用価値のあるビデオテープの方法としては、耳の衰えたAUDIOマニアのジジイには録音媒体としてのジジイ価値が出てきます。通常2時間の録画ですが、6時間もの録音時間がすぐ手元に有るわけで、場面によってはこれを利用しない手は有りません。

 どんな時だって?とお聞きですか?。ノンストップラジオ放送の時に、画質を気にしなければ最近の機械を買わなければ、イや買えないジジイはテープを回すのです。ラジオの録音なんてと思うでしょうが、ビデオデッキの映像信号に砂嵐の信号でも放り込んでステレオ端子の入力にラジオの信号を入れてしまえばお手軽録音機です。ステレオ対応なら2CH同時録音が出来ます。昔のテープレコーダー代わりにジジイは当分機材を手元に置いておくのです。隣で邪魔なものが増える、捨てろと声が周波数特性の衰えた耳に聞こえてきます。馬耳東風で移行、アナログも移行だから?

第52話に続く