早朝、生活のための仕事をしていると、家人が新聞を持ってきました。ちょいと一休みおもむろに三面記事を確認。最近スカイタワーからクレーンが少しずつなくなっている話題があったが、放送電波がデジタル化され、ジジイの所にもデジタル化に伴うアンテナの相談が舞い込むように成った。
お友達のいつもお世話になっている電気屋さんのW氏に連絡を取り工事の依頼があった事を告げ中を取り持つ連絡をしているが、場慣れした工事をしてくれるので安心である。
後はお互いに勝手にやってねで、依頼話は終りになり、時は過ぎ去るがW氏の会話の中でなんか変だねと会話が盛り上がる。
変な話の内容は現在送信している東京タワーの送信から、スカイタワーの送信に切り替わる前に、なんで急いでデジタル化するんだろうねと、話は進む。W氏がこんな工事するなら明らかにデジタル電波がスカイタワーからしっかり出てから、1年ぐらい経過してからアナログ電波を止めれば良いものを中途半端なアンテナ設定をしてスカイタワーからの電波が強くなるのを解っていてデジタル電波が現在の東京タワーの電波状態が弱いために余計な増幅機をお客様に付けなければ成らないのは無駄な出費で困ったもんだねと相成る。
まして送信所からして、場所が変わるのに、あたらしいタワーから送信が変わると、アンテナの向きを変えに行かねばならないし、増幅器の減推量調整もやらなければならんと工事屋さんにとってもお客さんにとっても2度手間であるとの話で嘆いておられました。
世の中エコとの事だが新聞を読むとブラウン管テレビが無断放棄されていて自治体が税金を投入して回収処理している記事が掲載されていました。中にはアナログテレビにアダプターをつなげば一応一番安くとりあえず受信が出来るのに新しい薄型テレビを買わなければ見られなくなると思い込んでいる視聴者が存在すると掲載されていました。
電波の有限のものに利用頻度を上げるのにデジタル化するのもいいのですが、意外なところで無駄なお金が動いているのも時代の趨勢なのでしょうか。家人が騒いでいます、家はどうなるの?いやどうしてくれるの?! ジジイは・・・無言でにげる・・・・・何とかせねばなー ジジイは時間切れに苦しむのです・・・・。
第53話に続く