混乱してしまった、記憶とはこんなもんである。たしか?地上デジタル放送の切り替えの日程は、2011年7月27日と記憶していたのである。
何日か前に、アナログ放送の画面を見ると、本来の画面の左隅にとてもでっかくインフォメイションが掲示されていて、あと何日の数字がカウントダウンされていて、番組鑑賞どころではない状態である。
放送の画面の中で番組干渉状態である。あらこの俳優さんは、誰々さんとくっついたのと、離れたのとか、家人の干渉状態で見ているのは、慣れっこなのだが画面の中まで、干渉状態である、増してやCMの間も、鹿サンが立ち上がり二足歩行で踊っている。
アナログ放送からデジタル放送の切り替えは、7月24日正午と伝えている、わが記憶媒体は7月27日とメモリーされていた。脳みそ事件である、ヌカ味噌漬けならば、毎日かき回せば、味が出るが、脳みそはかき回すわけに行かない。長年使用してきて、酷使しすぎたようである。
家人が画面を見ながら騒いでおる。家はどうなるんですか?放っておくと24日の正午から、放送は終りましたとのテロップと、共に早めの砂嵐が到来してしまう。うろたえの状態になる前に対処せねばあかん。
年金が支給されたのが6月の半ばである、次の支給日は8月になってしまう。ちょうど年金の至急のハザマである。趣味の軍資金はひねくりだすが、公共電波電気紙芝居に出すマルがあるなら、秋葉原で電子部品を購入するほうが脳みそがイイゾと、成ってしまった司令塔である。
その司令塔が、処置しないと、家人に先に処置されてしまう状況である。画面は測定器の画面を見ているほうが、楽しい御仁である。こまったころりんであるのである。かくしてお友達に、チュナーの簡易型が1台あまっていたのを思い出し、すがりつき、なきついた。アンテナはインチキアンテナで誤魔化し家人の所だけ対処した。これで砂嵐画面はガラス管の中で完了することとなった。めでたしめでたし?チャンチャンちゃん・・・。
事件である、アナログ放送終了後、薄ぼんやりと、とても弱い電波であるが、一部の放送局が見えるのである。次回カイセキ物語どうなるんでしょネ。
56回につづく