2013年03月24日

オーデオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第69話    光陰矢のごとし音なりがたし 

あるオジイサンのお話

  
 
 ちょいとの時間、色々と、道楽ジジイが少しまじめに、日常生活に追われていたら、あっという間に取り巻く趣味の世界が変わってしまった。最近は、車の中で移動中にCDを聞くぐらいだったのが、いつしかラジオのスイッチを入れるようになってから、CDのトレイに銀板を挟んだままに、ジャケットケースは車の収納場所にはまりこんだままで埃をかぶっている。アンプも壊れたまま、自作のアンプも製作スットップ中とあいなる。

AAFCの定期会合にもしばし不参加となり、どうも、ジジイの職業上、24時間受付などという、宣伝をしたばかりに、この年齢で、仕事が舞い込んでくるのは有難いが、順番に対応していると、我孫子の楽しみの(おんがく)音学行事に参加するのがだんだん遠くなり、光陰矢のごとく時間が経ってしまった。
この間、会の自主講座が始まり、役員のご苦労もさることながら、何人もの会員の特技を生かした参加自由、入場無料の中々のウンチク話が和気アイアイとスタートを切るようである。
 
4月以降が行事いっぱいのAAFCの内容で、これが、シリーズ物とありゃ何回も行かねばならぬ、面白楽しの講座になりそうで、時間売りの自営業はどうすりゃいいんだろうか? 4−5回の室内楽おもしろ講座 講師があのかたとくりゃ聞き捨てならんし、往年の女流バイオリストによる名演奏を聴く言うシリーズなんて、予定では13回も講演するなんて、絶句の心境。いつも飲み会で(これが本来の姿の会)喧々囂々遊んでいただいた、講師がしらふで講演会楽しみですな。いっぱい飲みながらなーんちゃって。デジタル講習会なんてものもスタートを切るようで、どうも、時間やりくりが頭を悩ませそうで、困った状態が4月以降ありそうです。
この光陰矢のごとく過ぎ去った時間の中で、同居人が聞いたらひっくり返り絶句するような軍資金が流れ、測定器が増えてしまった。中には重量20キロ近い重量物がダンボールに入っている、恐ろしくてぎっくり腰になりそー。お友達のところに預かってもらっている真空管試験機なんぞは普通の事務机にいっぱいの代物である。どうもインターネットは覗いてはいけないようであるが、これがとまらない。銀行の通帳が貧乏状態のキュウキュウと嘶きだした。家人には黙っておくことが一番。くわばらくわばら 布団かぶって寝ようっと。  家人絶対読むべからず。  天気晴朗なれど家人荒れ気味チラー。
           

                             第70話につづく