仕事で車を走らせていたら、なじみの人物の後姿、なにやらそれなりのお店で物色している、オープン店構えで丸見えのおじさん姿を発見した。あさり物は何ですか? 一緒にJUNK, あなたも好きねー・・・あたしゃも好きよ。
ジジイも覗いたらEP盤のレコードが置いてあるのを発見。家に帰れば、段ボール箱に何箱も有るのに手を出してしまう。世に言う流行歌、歌謡曲の45回転ドーナツ盤レコードである。家の在庫の盤はあいうえお順にこってりと並んでいるが、整理するだけでいやになって全部やっていない事を思い出した。
数が増えると、どこに保管するのか?ダンボール箱だと突っ込んでおしまいである。しばらく覗きに行ってもこの手のレコードはリサイクル屋に置いていない。要するに需要が無いのである。近場のリサイクル屋の大きなところは結構拾ってしまって在庫がなくなってしまった。
この店は気にはしていたが初めて入った店でやはりほとんど置いていなかったが、お店によって収集品目の傾向が違うと置いていないのがほとんどで、EP盤などは消耗品対応、昔の世代のもので今の世ではごみである。
結局、店主に値段を聞いて5枚ばかり拾ってきた。あると買ってしまうんですなー。JUNKの掟は見たら買え、後から行くと無いぞのルールがあり、これが長年染み付いているのが体の中のDNAにあり、気が付くと手にしているのである。
LP盤の33回転と異なり歌謡曲の45回転のEP盤はカッテングの溝が深くトレースのスピードも深い傾向なので、かなりの、再生手入れの考慮されたレベルの装置で音だしをすると、CDの比では無い次元のとても味のある音が再生されるのでソフトにも依るが、笑い転げる状態になる確率は高い事は確かである。
JUNK屋のEP盤はゴミだらけが基本でメチャメチャな状態が多いのが普通で後の手入れが大変なのは確か、整理するのが面倒で今回のEP盤もダンボールの箱に直行と成ってしまった。ジジイはXX箱に直行するのはいつなんだろう? その前にJUNKを捨てねば。欲と道ずれあの世には持っていけない困ったな。
79話につづく