TADウインドシンフォニー第22回定期演奏会鑑賞記

AAFC エッセイ
訪問日
2015/06/12
文  章

脇田 隆夫

 

 

AAFC創立20周年記念祝賀会に駆けつけ華麗なトリオ演奏で祝って頂いたクラリネット水野美香さんからのご案内。今回は堀端会員と参加した。

小生はこれで7回目、わくわくして太田区民ホール「アプリコ」大ホールへ。常磐線で品川乗換蒲田駅へ・・便利になったものです。ホールは駅から数分の好位置。
近くの中華料理店で腹拵え、青島ビールを少々。
楽屋に向かい美香さんに先般の御礼とご挨拶。今リハが終わったところと、素敵な笑顔が待っていた。

 

今日は全員黒ずくめの衣装。タクトが振られると何時もの重厚なアンサンブルが会場を満たす。

3曲目は「鐘の歌」 舞台には3人掛かりで上向きにセットした大きな鐘。響きの意味が場面によって変わっていく、まことに珍しく興味深い。

次いで 「エターナル」 もとは海軍の讃美歌の前奏曲という。大波を思わせる見事なバチさばき。ついで金管、これが名フルートソロに引き継がれる。荘重な素晴らしい曲。

休憩後はマラカスが5人? 浮き立つリズムはメキシコの祭典か・・トランペットソロが実に秀逸。

次いで「祈りとトッカータ」 怪しさ満点? 打楽器奏者達が一人何役もこなす、嗚呼忙しいこと!

最後はアルフレッド・リードの交響曲第4番。流石の名曲で締めくくる。

鳴りやまぬ拍手。指揮者鈴木孝佳さんが優しく語り掛ける。雨はもう止みましたか?今日は少しうるさい曲が続きましたねと、演奏者とお客様で交わすエルガーの「愛の挨拶」

もう一つと最後にジェイガーの名曲マーチ「ツール・デ・フォース」で流石にホ―ルは楽に満つる。
指揮者・演奏者の良き関係が窺える 何時もながら素晴らしい演奏会でした。あなたも如何ですか。

おわり             

タッド・ウィンド・シンフォニー第22回定期演奏会チラシ(クリックしてご覧になれます)

タッド・ウィンド・シンフォニー第22回定期演奏会プログラム(クリックしてご覧になれます)

以 上

目次に戻る