今までのオーディオの自作工作では真空管式と半導体式やデジタル系など有り、他にもSPシステムの工作などがあります。これまでは主に真空管を使ったアンプ等を製作してきました。それはアンプが完成した時に出来上がりの見栄えがいい事とアンプを作った感があり楽しいことです。しかし真空管ばかりでは片寄してしまいますので、少しは半導体のプリアンプなどを製作して行こうかと思いMCヘッドアンプとRIAAイコライザアンプを作ることにしました。
MC昇圧トランスとヘッドアンプとの比較
MCトランスと比較してノイズレベルを同等かそれ以下にしたいので電源回路とノイズ対策のフィルターを試してみる。やはりハムノイズがノイズの主な発生源で耳に聞こえる部分の大半を占める。
ハム対策・・電源が通常の整流回路ではハム成分を落とすのは難しい。スイッチング電源を試みるとハムはほぼ無くなり高周波成分だけに成るのでノイズの取扱いがやり易くなった。
MCヘッドアンプを作るに当たり、何時もの事ながらどれだけ費用を掛けないで出来るかと云うことで作り始めました。パワーアンプの製作では無いので費用はかなり安く仕上げられる予定で、部材を選定するとほぼ通販の部品で仕立てられそうで安く上がります。
FETは一個50円から100円でトランジスターも同じぐらいの単価で入手できますので予算は1万円以内で済みそうです。
残留ノイズとの戦い
MCカートリッジ用のヘッドアンプの試作はまず始めに回路が簡単なOP・AMPとFETの組み合わせで作ってみた。基板の組み立ても簡単で試作し易いのでOP・AMPなど部品を取り換え性能の比較を行った。
出力の安定性はあるが残留ノイズが意外とありノイズを抑えるのに限界がある。それと高域の周波数特性に伸びが今一で100kHzが限界です。特にノイズを抑えるのが難しいので断念した。
電源は50Hzのハム成分をどれだけ抑えることが出来るかが肝心でローノイズアンプを仕立てるには重要な事です。今回は電源をバッテリーとスイッチング型のACアダプターを接続出来る様に電源回路を作ってみました。
バッテリーには色々有りまして、まずは乾電池で試験し、その後、鉛蓄電池、リチウムイオン電池など一次電池と二次電池のどちらにするかを決めたいと思います。
ACアダプターはスイッチング式のため高周波ノイズを発生するためその対策が必要です。電源の入口に高周波ノイズ対策のためのコイルなどを入れてノイズを抑えることが出来た。
RIAAイコライザアンプの製作
半導体での設計回路はほとんどが負帰還回路を使ったNF式と言われる回路構成がこれまで多く使われてきました。ほとんどのメーカー製のアンプに使われています。そのままの回路では今までと同じ音色に成ると思い、今回はCR式の回路を選定して製作しました。
回路の基本はOP・AMPの二段で増幅度を稼ぎCRのイコライザー回路素子をそのOP・AMPで挟み込む構成で仕立てられます。問題は音質、特性に満足できるかですが、RIAA特性は基準の特性曲線と比較すると±0.5db以内には問題なく入る特性曲線が測定できある程度は満足の出来る結果になりました。
最終調整はまだ終わっていませんのでこれから仕上げたいと思います。
Raspberry Piを動かす、手のひらサイズコンピューター
数年前から小型のPCがあるのは雑誌等で知っていたが中々手を出すのができないと云うのか難しそうで避けていたが、本体の基板が思ったほど高額でないので試しに買ってみた。通販で購入するが約5,000円程度で買えるのでした。
あとほかに必要な部材は電源アダプターとメモリー16G程度の容量があればそれだけでよく、ほかにマウス、キーボードなどは手持ちの機材で済ませるので、まずはPCとしてのセットアップはできます。
セットアップをする手順は思いのほか簡単で、雑誌にある手順通りで初期のPCの機能を持った状態に立ちあがりました。
モニターはTVをHDMIケーブルで接続、マウス、キーボードはUSB接続、メモリーはmicroSDにOSのLinuxベースのRaspbianをインストールすればよく、簡単にPCとして立ち上がります。その後LANケーブルを接続すればインターネットに繋がります。
出来る事
ラズパイ マガジン雑誌には電子工作ステップとして50種ほどの組み立て例があり、LEDランプの点灯、点滅、温度、湿度センサーを接続して測定、モーターのコントロール、カメラを接続して動画を撮影できます。
そのほかにPCサーバー、音楽サーバーとしても仕立て上げることが出来るなど製作例があるので、参考にして行きたいと思いました。
ネットにはアプリケーションが色々あるので使えるソフトを探しています。
この小型PC・Raspberry Piは英国ラズベリーパイ財団が若年層向け教育用パソコンとして開発したボードコンピューターです。