2016年11月18日

オーディオ ラジオ 駄話し シリーズ

その第81話

あるオジイサンのお話

しばらく現実の世界に切った張ったと戦っていたら、わがオーヂオ人生は流れ星のごとく時間が流れてしまっていた。仕事場にあるスピーカはここ数年鳴らしていない状態が続いている。完璧にやめたわけではなく日ごろの音楽はラジオ深夜便でジジイは早朝目が覚めるのを幸い午前3時に始まるお任せ流れる音声を意識無く布団の中で蓑虫状態で聞いているだけである。

お任せ放送で全国のアナウンサーが持ちまわりで今日は何々放送局の担当アナウンサーでお送りしますスタイルで音楽が流れてきます。中々解説がトークが参考になる事しばし、AAFCで持ち回り定例会でお話ししながら60分弱話をしつつ音だしするのは会が終わってから言いたいことは表現するのはむずかしいなーといつものこと。放送番組は日本全国リアルタイムで反応なしの状態でマイクに向かって淡々としゃべるのだからすごい!と思いつつも布団の暖かさに負けて半分も聞かないうちに夢の国である。

久しぶりに我孫子の定例会に参加したら幽霊が現れたとは言わないがあれー? どうもおのぼりさん状態で最近入会した方のお名前とお顔がわからん状態、ある程度ポツリポツリとジジイの生存確認でこれからは参加せねばと思う今日この頃である。

たまに参加すると自作好きのかたのアンプを見ると刺激になりオーやっていますなーで大いにジジイも喚起されて胸をその日の夜はかきむしり?やらねばと唸りつつまどろみの中に没している今日この頃である。

という訳で毎年10月にある秋葉原近くの会場に真空管オーデオショウ会場に足を運んでみたが、いるいるその手の好きな同士がわーと集まっておられるJUNK部品をめがけて雨ザンザンの中、駆けつけたおじさんの集団。おもろっかった。

かくしてジジイは気になっていた部品を探し当てた真空管を値切り倒しニターとしながらどう処理するか夢の国に怖い現実も忘れてふらふらと山の神に見つからんように思いつつ電車に久しぶりに乗って帰るのである。

82話につづく